mRNA CDMOサービス
mRNA原薬製造サービス
グローバルで統合されたCTDMOサービスの一部であるmRNAの主要拠点では、mRNAのプロセス開発、mRNAの分析法の開発、mRNA合成、そして最終製品であるmRNA原薬の精製までを含むサービスを提供し、お客様の医薬品開発を加速化します。
お客様がプロセスを技術移管する場合であっても、メルク独自のPCRベースのスケーラブルなGMP mRNAプロセスプラットフォームを活用し、個々のmRNA配列において高い収率や優れた品質を達成する場合においても、お客様のニーズに合わせて柔軟に対応します。
メルクは、GMP mRNA製造に関する専門知識を通じて、あらゆる段階に適したミリグラムから2桁のグラムスケールまでのmRNA原薬のシングルソースプロバイダーとして、前臨床から商用mRNAプログラムまでの円滑なプロセスのスケールアップを保証します。
メルクの実績
15年以上
mRNA原薬製造における経験年数
2023年
前臨床から商用までのすべてのスケールに対応した、2つのハーモナイズされたGMP mRNA製造施設の立ち上げ
10,000分の1
次世代のPCRベースのmRNA製造による必要なpDNAの量
前臨床から商用までのシングルソースサービスでmRNA原薬の調達を効率化
メルクのカスタムmRNA合成サービスは、お客様のmRNAプログラムの開発過程のあらゆる段階で高品質のmRNAをご提供します。研究グレードmRNAのミリグラム・グラム単位のフレキシブルパッケージから2桁のグラム単位のGMP mRNA原薬バッチまでをご提供することで、初期の臨床試験から後期試験や商用製造までをサポートしています。
メルクの15年以上にわたる経験と専門知識を前臨床段階のmRNA製造に生かして次のプロジェクトを推進。
- メルクでは、お客様の配列の開発、最適化、製造を承っており、以下に対応しています:
- 各種CleanCap® 技術を用いたキャッピング、ワクシニアキャッピング酵素によるキャッピング、ARCAキャッピング
- 修飾核酸の使用
- カスタマイズ可能なポリA鎖長
- お客様独自のUTRの使用、または実績のある/検証済みUTRの使用可能
- メルクのシンプルな研究グレードmRNAパッケージを用いて全体を迅速化
- 柔軟な製造・精製・分析パッケージをご提供
- ミリグラムからグラムスケールのバッチに対応
極めて重要なFirst-in-human試験へ移行する際、リード化合物が成功の基礎をつくります。お客様がプロセスを技術移管する場合であっても、メルク独自のPCRベースのGMP mRNA製造プラットフォームを利用する場合であっても、メルクは高収率・高品質を達成します。
- メルクのin-houseにおけるプロセス・分析開発の専門知識を利用してGMP mRNA製造を簡略化
- 順応性の高いプラットフォームとテンプレート化された製造・分析法開発を用いて全過程を短縮
- プログラムの規制申請のためにメルクの品質・規制関連専門知識を活用
- 早期臨床のmRNAニーズに対応したミリグラムから数グラム単位のバッチ容量
メルクの後期臨床・商用製造能力を用いたシームレスな供給安定性を体験してください。
- メルクのPPQのケイパビリティを用いて第III相臨床試験と商用製造の供給体制を実現
- 繰り返し製造のための小規模から大規模スケールのGMPバッチの柔軟な生産能力
- 最大50グラムまでのバッチ製造を備えたメルクの大規模GMPラインにより、継続的な商用段階での供給を保証
メルクとのパートナーシップで革新的治療を患者へ:
- シングルソースプロバイダー:すべての臨床・商用段階のGMPに準拠した*小~大規模のmRNA製造。
- 最新のプロセス開発15年以上の経験のあるメルクは、お客様の特定のmRNA配列に合わせてスケーラブルで適格なプラットフォームをカスタマイズします。
- 完全準拠の査察経験のあるGMP製造*:最初から品質と規制準拠を確実にし、現地当局によるGMP認証を取得した施設でmRNAを製造することで、開発の初期から品質とコンプライアンス遵守を確実にすることでプログラムのリスクを回避します。
- 広範な分析能力:メルク社内の分析開発・バリデーションチームにより成功へ導きます。
- 特化したプロジェクト管理:予定されたスケジュールどおり、予算内で、可能な限り最高の基準で完了するようプロジェクト管理をします。
*2024年、ハンブルグのmRNA中核研究拠点は、所轄当局による調査を無事完了し、Directive2001/83/ECのArticle47に従ってGMP認証を、臨床試験用mRNA原薬の製造に関するドイツ医薬品法§13に従って製造承認を取得しました。
PCRベースのmRNA製造の主な特長
メルクの実績のあるPCRベースのワークフローを用いることで、mRNA製造の再現性は高まり、mRNAの高品質な性能が得られます。
目的物質由来の不純物の低減とmRNAの均一性の向上により、安定性が高まり、長期の発現が実現します。
プロセスの初期段階から高品質を保証。IVTテンプレートは社内で作製。
無細胞系のプロセスを用いるため、微生物のDNA、タンパク質、エンドトキシンの汚染物質を低減。
mRNA供給が確実になります。mgスケールから数グラムスケールまで。
従来の直鎖化アプローチと比べて、pDNAの量が10,000倍少なくなります。pDNAの調達にはGMPの原則のみに従うことが求められます。
IVTテンプレートの作製中に柔軟なポリA鎖を含めることで、プラスミドDNAに事前にコードしたものを利用する際に起こりうるトランケーションやpDNAの収率の限界を回避します。
技術資料
- mRNAワクチン・mRNA治療薬の製造戦略
Discover considerations for mRNA manufacturing and how mRNA is made. Learn how to purify and formulate mRNA and what to consider when scaling up the mRNA manufacturing process.
- Enabling Capabilities and Solutions for all mRNA platforms
Conquer the mRNA era with our integrated offering of products, a wide range of services, CDMO capabilities, regulatory and technical expertise.
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