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由来生物
rabbit
品質水準
抗体製品の状態
serum
抗体製品タイプ
primary antibodies
クローン
polyclonal
化学種の反応性
feline, monkey, human, mouse, rat
メーカー/製品名
Chemicon®
テクニック
immunocytochemistry: suitable
immunohistochemistry: suitable
immunoprecipitation (IP): suitable
western blot: suitable
NCBIアクセッション番号
UniProtアクセッション番号
輸送温度
dry ice
ターゲットの翻訳後修飾
unmodified
遺伝子情報
human ... DPYSL3(1809)
詳細
TUC (TOAD [Turned On After Division]/ Ulip/CRMP) は、神経細胞成長円すいの信号伝達を担う強力な候補として注目を集めているタンパク質ファミリーです。TUC-4ファミリーメンバーの発現レベルは有糸分裂後ニューロンの早期(軸索成長がピークに達する期間中)に最も高くなります。TUC-4は神経前駆細胞や成体ニューロンでは発現しません(若干の例外あり)。データが示唆するところによれば、TUC-4は軸索成長、経路探索で一定の役割を担い、また、成長過程の軸索が適正な経路と標的を選択する段階においてもある種の役割を果たすと考えられています(Quinn, 1999)。TUC-4タンパク質は主として有糸分裂後ニューロンの細胞質内部において、ニューロンが脳室帯から成長中の皮質板への移動を開始するときに発現します(Minturn, 1995a)。TUC-4は神経細胞体、神経突起、および神経細胞成長円すいの最抹消領域(葉状仮足、糸状仮足を含む)で発現します(Minturn, 1995b)。TUC-4の発現はラットのE12日までに観測されており、これは早期ニューロンマーカー・クラスIII β-チューブリンと時機が一致します(Quinn, 1999)。有糸分裂マーカーPCNAを発現する神経細胞中でTUC-4の発現が観測されるのは非常に稀です(Minturn, 1995a)。ラットにおけるTUC-4の発現はNGFに応答して亢進することが示されており(Minturn, 1995b)、また、ヒト神経芽腫細胞株内のレチノイン酸に応答して亢進すると報告されています(SMS-KCNR; Gaetano, 1997)。
特異性
TUC-4(Ulip-1/CRMP-4/DRP-3)スプライス変異、TUC-4a(64 kDa)およびN末端延長TUC-4b(75 kDa)を特異的に認識します(Quinn, 2003)。 AB5454は、出生前のラット脳の早期有糸分裂後ニューロンを標識化できると報告されています。標識は主として神経細胞成長円すいの最抹消領域に沿った細胞質(葉状仮足糸状仮足を含む)で観測されています。この抗体はTUC-1(Ulip-3/CRMP-1)、TUC-2(Ulip-2/CRMP-2)、TUC-3(Ulip-4/CRMP-3)などのタンパク質とは反応しません。また、神経前駆細胞や放射状グリアを標識化しません。
免疫原
TUC-4aのアミノ酸499~511、およびTUC-4bのアミノ酸612~624に対応する合成ペプチド(YDGPVFDLTTTPK)。
アプリケーション
Anti-TUC-4 Protein AntibodyがTUC-4タンパク質レベルを検出できることはすでに&公表&されており、IC, IH, IP & WBでの使用が検証されています。
免疫組織染色:1:1,000-1:5,000、PFA使用(DAB検出)。
免疫細胞染色:1:1,000~1:5,000(DAB検出)。
ウェスタンブロッティング:1:2,500-1:25,000、アルカリホスファターゼ使用。
免疫沈降委
最適な希釈濃度はお客様ご自身で決定してください。
免疫細胞染色:1:1,000~1:5,000(DAB検出)。
ウェスタンブロッティング:1:2,500-1:25,000、アルカリホスファターゼ使用。
免疫沈降委
最適な希釈濃度はお客様ご自身で決定してください。
ターゲットの説明
64および74 kDa
物理的形状
ウサギ血清。 0.2%アジ化ナトリウムを含有する溶液。
アナリシスノート
コントロール
ポジティブコントロール:胎児脳/脊髄組織。ヒト神経芽腫細胞株SMS-KCNRまたはラットPC12細胞
ポジティブコントロール:胎児脳/脊髄組織。ヒト神経芽腫細胞株SMS-KCNRまたはラットPC12細胞
その他情報
濃度:ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。
法的情報
CHEMICON is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
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保管分類コード
12 - Non Combustible Liquids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
毒物及び劇物取締法
毒物
Jan Code
AB5454:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
Journal of cerebral blood flow and metabolism : official journal of the International Society of Cerebral Blood Flow and Metabolism, 24(4), 399-408 (2004-04-17)
Heparin-binding epidermal growth factor-like growth factor (HB-EGF) is a hypoxia-inducible, neuroprotective protein that also stimulates proliferation of neuronal precursor cells. Accordingly, HB-EGF may contribute to recovery from cerebral injury through direct neuroprotective effects, by enhancing neurogenesis, or both. When administered
Clinical medicine insights. Case reports, 10, 1179547617732040-1179547617732040 (2017-10-06)
Patient recovering from traumatic vegetative state has suddenly died from cardiac arrest. In-life improvement of consciousness appeared after reduction of generalized spasticity due to botulinum toxin administration. Neuropathologic examination revealed Musashi1+, Nestin+, PCNA+, and Ki67+ cells in the hippocampus, frontal
Translational oncology, 13(3), 100746-100746 (2020-02-28)
Pancreatic intraepithelial neoplasia (PanIN), the most common premalignant lesion of the pancreas, is a histologically well-defined precursor to invasive pancreatic ductal adenocarcinoma (PDAC). However, the molecular mechanisms underlying the progression of PanINs have not been fully elucidated. Previously, we demonstrated
Proteome science, 12, 24-24 (2014-06-20)
Lipid lowering agent such as agonists of peroxisome proliferator-activated receptors (PPAR) are suggested as neuroprotective agents and may protect from the sequelae of brain ischemic stroke. Although the demonstration is not clearly established in human, the underlying molecular mechanism may
Neuroscience letters, 475(1), 1-6 (2010-03-20)
Production of new neurons throughout adulthood has been well characterized in two brain regions, the subventricular zone (SVZ) of the anterolateral ventricle and the subgranular zone (SGZ) of the hippocampus. The neurons produced from these regions arise from neural stem
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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