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Merck
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主要文書

安全性情報

MABN310

Sigma-Aldrich

抗Gタンパク質共有型受容体56(GPR56)抗体、クローンH11

clone H11, from mouse

別名:

G protein-coupled receptor 56, 7-transmembrane protein with no EGF-like N-terminal domains-1, Protein TM7XN1, G-protein coupled receptor 56

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

mouse

品質水準

抗体製品の状態

purified antibody

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

H11, monoclonal

化学種の反応性

mouse

化学種の反応性(ホモロジーによる予測)

human (based on 100% sequence homology)

テクニック

immunocytochemistry: suitable
immunohistochemistry: suitable
western blot: suitable

アイソタイプ

IgG1κ

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... GPR56(9289)

詳細

Gタンパク質共役型受容体56(GPR56)は、Gタンパク質共役型受容体2ファミリーおよびLN-TM7サブファミリーに属するユビキタスな接着受容体です。甲状腺、脳、心臓、各種腫瘍細胞で多量に発現しています。GPR56は、組織トランスグルタミナーゼなどの細胞外マトリックスタンパク質と相互作用することにより、黒色腫の進行や転移を抑制する可能性が示唆されています。GPR56はまた、PKCαを介した経路によってVEGF産生と血管新生を制御する役割を担っています。またGPR56は、前頭皮質の発達にも重要な役割を果たしています。GPR56に変異があると皮質層が乱れ、前頭皮質でその傾向が顕著になることが報告されています。この病態は、両側前頭頭頂多小脳回(BFPP)として知られています。

免疫原

マウスGPR56のN末端フラグメント

アプリケーション

この抗Gタンパク質共役型受容体56(GPR56)抗体クローンH11は、Gタンパク質共役型受容体56(GPR56)の検出において、ウェスタンブロッティング、ICC、IHCでの使用が検証されています。
免疫組織染色:独立した研究所において、マウスE14.5脳組織でこの抗体が使用されました。(Luo, R., et al. (2011).Proc Natl Acad Sci U S A. 108(31):12925-12930)

免疫細胞染色: 独立した研究所において、髄膜線維芽細胞(MF)にこの抗体が使用されました。(Luo, R., et al. (2011).Proc Natl Acad Sci U S A. 108(31):12925-12930)
研究カテゴリー
神経科学
研究サブカテゴリー
分子接着(CAM)

品質

E13-E14マウスの脳組織ライセートのウェスタンブロッティングで評価されています。

ウェスタンブロッティング:0.5 μg/mLで使用、10 µgのE13-E14マウス脳組織ライセート中のGタンパク質共役型受容体56を検出できます。

ターゲットの説明

実測値:約62 kDa完全長GPR56(GPR56FL)は75 kDa、切断されたGPR56細胞外ドメイン(GPR56ECD)は62 kDaに泳動します(J Biol Chem. 2008 May 23;283(21):14469-78)。

物理的形状

フォーマット:精製
精製プロテインG
精製マウスモノクローナルIgG1κ抗体、0.1 M Tris-グリシンバッファー(pH 7.4)+150 mM NaCl溶液、0.05%アジ化ナトリウム含有

保管および安定性

2~8°Cで受領日から1年間安定です。

アナリシスノート

コントロール
E13-E14マウスの脳組織ライセート

その他情報

濃度:ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

MABN310:


試験成績書(COA)

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D Daria et al.
Leukemia, 30(8), 1734-1741 (2016-04-12)
The G protein-coupled receptor 56 (GPR56) was identified as part of the molecular signature of functionally validated leukemic stem cells isolated from patients with acute myeloid leukemia (AML). This report now demonstrates particularly high expression of GPR56 in patients with
Gabriel S Salzman et al.
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 114(38), 10095-10100 (2017-09-07)
Adhesion G protein-coupled receptors (aGPCRs) play critical roles in diverse biological processes, including neurodevelopment and cancer progression. aGPCRs are characterized by large and diverse extracellular regions (ECRs) that are autoproteolytically cleaved from their membrane-embedded signaling domains. Although ECRs regulate receptor
Oladapo E Olaniru et al.
Molecular metabolism, 53, 101285-101285 (2021-07-06)
Members of the adhesion G protein-coupled receptor (aGPCR) subfamily are important actors in metabolic processes, with GPR56 (ADGRG1) emerging as a possible target for type 2 diabetes therapy. GPR56 can be activated by collagen III, its endogenous ligand, and by
Shih-Chia Huang et al.
EMBO molecular medicine, 9(12), 1660-1680 (2017-10-11)
Lymph node (LN) metastasis is commonly associated with systemic distant organ metastasis in human breast cancer and is an important prognostic predictor for survival of breast cancer patients. However, whether tumor-draining LNs (TDLNs) play a significant role in modulating the
Ayako Y Murayama et al.
Scientific reports, 10(1), 21516-21516 (2020-12-11)
GPR56, a member of the adhesion G protein-coupled receptor family, is abundantly expressed in cells of the developing cerebral cortex, including neural progenitor cells and developing neurons. The human GPR56 gene has multiple presumptive promoters that drive the expression of

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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