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Merck

CSTZFN

Sigma-Aldrich

CompoZr®カスタムジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)

ZFN plasmid and mRNA

別名:

Zinc Finger Nuclease

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About This Item

UNSPSCコード:
12352200

品質水準

製品種目

CompoZr®

輸送温度

dry ice

保管温度

−70°C

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詳細

ジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)は、ユーザーが指定した位置でDNAの二本鎖切断を生じさせることによりゲノムの標的編集を容易にする、遺伝子操作で作り変えたDNA結合タンパク質の一種です。二本鎖切断は、それらが細胞の天然のDNA修復プロセス、すなわち相同組換えと非相同末端結合(NHEJ)を活性化させるという点で、部位特異的な変異を誘発させるために重要です。確立された、現場実績のある方法を実施することにより、これらのプロセスを利用して正確に標的化されたゲノム編集が可能となり、正確かつ遺伝する遺伝子欠失、組み込みまたは修飾を有する細胞株が得られます。

アプリケーション

Functional Genomics/Target Validation
  • 複数の細胞株で遺伝子ノックアウトを作製
  • RNAiでは不可能な完全な遺伝子ノックアウト
細胞ベースのスクリーニング
  • 内在遺伝子にプロモーター、融合タグやレポーターを組み込んだノックイン細胞株の作製
細胞株の最適化
  • タンパク質や抗体の高収量細胞株を作製
CompoZr Custom ZFNサービスを利用して、様々な生物由来の遺伝子を標的にすることができます。Custom ZFNのバリデーションは、ヒト、マウス、ラットおよびハムスター(CHO)プロジェクトの代理細胞株を用いて行います。このアッセイでは、候補のZFNが代理細胞株に送達され、活性を識別し測定します。活性は、ZFN標的部位全体を増幅させたのち、修飾されたDNA鎖をヌクレアーゼミスマッチ酵素を使用して切断することにより測定します。ZFN効率は、このアッセイのデンシトメトリー結果に基づいて測定できます。ヒト、マウス、ラット、およびハムスター(CHO)のCompoZr Custom ZFNプロジェクトは、ZFNデザインの承認後10週間の生産スケジュールが設定されます。

特徴および利点

  • 目的の遺伝子を標的にしたZFNペアの迅速なデザイン、構築、および検証
  • 何らかのゲノム遺伝子座の急激かつ永続的な中断、またはゲノム遺伝子座への組込み
  • 起こした変異は恒久的で遺伝的です
  • 様々な哺乳動物体細胞種で機能します
  • 1回のトランスフェクション実験を介して生じた編集
  • わずか2ヵ月でノックアウトまたはノックインする細胞株
  • 単一または二対立遺伝子の編集は、クローン母集団の1~20%で発生します
  • スクリーニングに抗生物質の選択は不要

構成

  • 最高性能のZFN対
  • すぐに導入できるmRNAタイプのZFN対を10本に分注
  • プラスミド形式のZFNペアー
  • 変異率の測定や個々のクローンのスクリーニングに使えるForwardプライマー とReverseプライマー
  • ポジティブコントロールDNA
  • ベースライン切断効率の測定に使用

その他情報

目的の遺伝子を標的にしたZFNを作製するためには、以下の内容を提供する当社の
Custom ZFN サービスにお問い合わせください。

法的情報

すべてのジンクフィンガーヌクレアーゼは、Sangamo Biosciences社からのライセンス下で販売されています。CompoZr ZFNの購入時に提供される標識ライセンスのコピーについては、ZFN標識ライセンスのページをご覧ください。
CompoZr is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

保管分類コード

10 - Combustible liquids

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

毒物及び劇物取締法

キットコンポーネントの情報を参照してください

PRTR

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消防法

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労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物

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労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物

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カルタヘナ法

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Jan Code

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試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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Yoshihiro Inami et al.
The Journal of cell biology, 193(2), 275-284 (2011-04-13)
Suppression of autophagy is always accompanied by marked accumulation of p62, a selective autophagy substrate. Because p62 interacts with the Nrf2-binding site on Keap1, which is a Cullin 3-based ubiquitin ligase adapter protein, autophagy deficiency causes competitive inhibition of the
Chun Cheng Andy Chen et al.
Physiological genomics, 45(3), 110-118 (2012-12-20)
The present study employed a zinc-finger nuclease strategy to create heterozygous knockout (KO) rats for the transforming growth factor-β1 (Tgfb1) gene on the Dahl SS/Jr genetic background (TGF-β1(+/-) Dahl S). Intercrossing TGF-β1(+/-) rats did not produce any homozygous KO rats
To Uyen Do et al.
Mutation research, 740(1-2), 34-42 (2013-01-08)
Radiation treatment or chemotherapy has been linked with a higher risk of secondary cancers such as therapy related Acute Myeloid Leukemia (tAML). Several of these cancers have been shown to be correlated to the introduction of double stranded breaks (DSB)
David L Mattson et al.
American journal of physiology. Regulatory, integrative and comparative physiology, 304(6), R407-R414 (2013-02-01)
Hypertension and renal damage in Dahl SS rats are associated with increased infiltrating immune cells in the kidney. To examine the role of infiltrating immune cells in this disease process, a zinc finger nuclease targeting bases 672-706 of recombination-activating gene
Bettina Schmid et al.
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 110(13), 4986-4991 (2013-03-05)
Mutations in the Tar DNA binding protein of 43 kDa (TDP-43; TARDBP) are associated with amyotrophic lateral sclerosis (ALS) and frontotemporal lobar degeneration with TDP-43(+) inclusions (FTLD-TDP). To determine the physiological function of TDP-43, we knocked out zebrafish Tardbp and

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