N2038

抗-NY-ESO-1抗体、マウスモノクローナル マウス宿主抗体

clone E978, purified from hybridoma cell culture

• 別名: Anti-CTAG1, Anti-Cancer/Testis Antigen 1
• MDL番号: MFCD09265426
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: mouse
• 品質水準: 300
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: E978, monoclonal
• 形状: buffered aqueous solution
• 分子量: antigen ~23 kDa
• 化学種の反応性: human
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• 濃度: ~1 mg/mL
• テクニック: immunohistochemistry: suitable; indirect ELISA: suitable; western blot: 1-2 μg/mL using SKMel-37 total cell extract
• アイソタイプ: IgG1
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... CTAG1B(1485)

詳細

詳細

モノクローナル抗NY-ESO-1抗体（マウスIgG1アイソタイプ）は、マウス骨髄腫細胞（SP2/0）とヒト組換えNY-ESO-1で免疫化したBALB/cマウスの脾細胞との融合により作製したハイブリドーマE978から得られます。がん／精巣抗原1とも呼ばれるNY-ESO-1は、正常精巣で発現し、これよりもはるかに低いレベルで胎盤、卵巣および子宮でも発現します。

免疫原

遺伝子組換えヒトNY-ESO-1

アプリケーション

マウスで産生されるモノクローナル抗-NY-ESO-1抗体は、酵素結合免疫吸着アッセイ（ELISA）、免疫ブロッティングおよび免疫組織化学的検査に使用されています。

モノクローナル抗NY-ESO-1は、体液性免疫応答および様々ながんにおけるがん／精巣抗原1の存在と役割を決定するためのプローブとして使用されます。

生物化学的／生理学的作用

がん／精巣（CT）抗原は、様々な腫瘍で活性化され、自己の細胞性および体液性免疫応答を誘発できる遺伝子のたんぱく質生成物です。それらの正常な発現は精巣の雄性生殖細胞に限定され、成体の体細胞組織では発現しません。したがって、CT抗原はがん免疫療法の有望な候補です。約20のCT抗原または抗原ファミリーが、これまでに特定されました。NY-ESO-1は、細胞性免疫応答が実証されたCTたんぱく質です。様々な種類のがんで高度に発現します。たとえば、黒色腫患者には、NY-ESO-1たんぱく質を認識する腫瘍浸潤リンパ球細胞（TIL）が含まれます。CT抗原をコードする遺伝子の発現が、散発性甲状腺髄様がんで調べられました。試料の65%でNY-ESO-1の発現が見つかり、原発性MTC腫瘍の再発と相関していました。さらに、乳がん（特に良性病変）および多発性骨髄腫で高頻度の発現が見つかりました。NY-ESO-1たんぱく質は様々ながんで広く発現するため、がん患者のワクチンとして使用されました。

物理的形状

pH 7.4の0.01 Mりん酸緩衝生理食塩水中に15 mMのアジ化ナトリウムを含有する溶液

免責事項

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安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)