T6451

抗Twist1 ウサギ宿主抗体

~1 mg/mL, affinity isolated antibody, buffered aqueous solution

• 別名: 抗Twistホモログ1（尖頭合指症3、Saethre-Chotzen症候群）, 抗Twist関連タンパク質1（H-twist）
• MDL番号: MFCD08705531
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41
• 結合体: unconjugated
• application: IF; WB CL
• クローン: polyclonal
• 化学種の反応性: rat, human, mouse
• citations: 25
• テクニック: indirect immunofluorescence: 1-2 μg/mL using human osteosarcoma MG-63 cells; western blot (chemiluminescent): 0.5-1 μg/mL using human 293T cells expressing recombinant human Twist1

特性

• 由来生物: rabbit
• 品質水準: 200
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: affinity isolated antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• フォーム: buffered aqueous solution
• 分子量: antigen ~26 kDa
• 化学種の反応性: rat, human, mouse
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• 濃度: ~1 mg/mL
• テクニック: indirect immunofluorescence: 1-2 μg/mL using human osteosarcoma MG-63 cells; western blot (chemiluminescent): 0.5-1 μg/mL using human 293T cells expressing recombinant human Twist1
• UniProtアクセッション番号: Q15672
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... TWIST1(7291) ; mouse ... Twist1(22160) ; rat ... Twist1(85489)

詳細

詳細

Twistはヒト染色体7p21.1にマッピングされている遺伝子にコードされます。コードされるタンパク質は、塩基性ヘリックス-ループ-ヘリックス（lHLH）転写因子です。TwistはTwist遺伝子ファミリーに属し、主に縫合間葉で発現します。

特異性

抗Twist1抗体はヒトTwist1を認識します。イムノブロッティングによるTwist1バンドの検出は、免疫ペプチドにより特異的に阻害されます。

免疫原

C-末端にシステインを付加し、KLHにコンジュゲートしたヒトTwist1のアミノ酸12～27に対応する合成ペプチドです。対応するペプチド配列は、ラットとマウスで同一です。

アプリケーション

ウサギで産生された抗Twist1抗体は、以下の用途に使用されています：

• 免疫組織染色
• 免疫蛍光染色
• イムノブロッティング
• クロマチン免疫沈降法（ChIP）

抗Twist1抗体は、イムノブロッティング（約26 kDa）や免疫蛍光法などの免疫化学的用途でのTwist1の検出に用いるのに適しています。
イムノブロッティング：リコンビナントヒトTwist1を発現するヒト293T細胞の抽出物と化学発光検出試薬を用いる場合、使用抗体濃度は0.5～1 mg/mLとすることを推奨します。

本抗体が有効に使用されている用途と、関連するピアレビュー済みの論文を、以下に記します。
クロマチン免疫沈降法（1報）

生物化学的／生理学的作用

中胚葉形成にはTwistが必要ですTwist1は胚発生を制御します。また、上皮間葉転換（EMT）を誘導することで、転移において重要な役割を果たしています。EMT中、TwistはフィブロネクチンやN-カドヘリンなどの間葉系マーカーの発現を刺激します。また、E-カドヘリンの発現を阻害することで細胞同士の接着を阻害し、数種類のヒトがん腫において浸潤性腫瘍増殖を誘導します。マウスの脳神経管の形態形成には、頭部の間葉組織でTwist1が必要です。Twist1は骨芽細胞の分化と成熟に関与します。乳がん細胞でTwist1の発現が増加すると血管新生が誘導され、染色体が不安定になります。この遺伝子の変異は、頭蓋と四肢の軽度異常を特徴とする常染色体優性遺伝異常であるセートレ・ヒョツェン症候群患者で発見されています。

物理的形状

0.01 Mリン酸緩衝生理食塩水（pH 7.4）中に15 mMのアジ化ナトリウムを含む溶液。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付の他の文書に記載がない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。そのような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: nwg
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable