392189

1-ピレン酢酸

97%

• 別名: (1-Pyrenyl)acetic acid
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₈H₁₂O₂
• CAS番号: 64709-55-3
• 分子量: 260.29
• MDL番号: MFCD00192422
• UNSPSCコード: 12352100
• PubChem Substance ID: 24864431
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: 97%
• フォーム: solid
• mp: 210-212 °C (dec.) (lit.)
• 官能基: carboxylic acid
• SMILES記法: OC(=O)Cc1ccc2ccc3cccc4ccc1c2c34
• InChI: 1S/C18H12O2/c19-16(20)10-14-7-6-13-5-4-11-2-1-3-12-8-9-15(14)18(13)17(11)12/h1-9H,10H2,(H,19,20)
• InChI Key: SDJCLYBBPUHKCD-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

1-ピレン酢酸は負に電荷したピレン誘導体です。 グリニャール試薬およびn-ブチルリチウム（n-BuLi）の、標準化滴定試薬として提案されています。

アプリケーション

1-ピレン酢酸は以下の研究での使用に適しています：

• ピレンアミドベースのPd²⁺プローブであるN-（2-（メチルチオ）エチル）-2-（ピレン-1-イル）アセトアミドの合成。
• ピレン修飾β-シクロデキストリンの合成。
• 単層カーボンナノチューブ電界効果トランジスタ（CNT FET）の官能基化。
• エステルで官能基化したポリプロピレンのグラフト度および再活性を特性解析するための試薬として。
• 木挽台型のジルテニウムテトラカルボニル錯体の合成。
• キラルカルボン酸である（±）-2-（1-ピレニル）プロピオン酸の合成。
• 単層カーボンナノチューブ（SWNT）の可逆的非共有結合性の官能基化。
• ペプチド核酸（PNA）プローブの調製。
• HPLC-UVによる固相反応評価における内部参照化合物として。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)