840523P

MGDG

Avanti Research^™ - A Croda Brand

• 別名: 1,2-ジアシル-3-O-β-D-ガラクトシル-sn-グリセロール
• 実験式（ヒル表記法）: C₄₅H₇₄O₁₀
• CAS番号: 1932659-76-1
• 分子量: 775.06
• UNSPSCコード: 12352211
• NACRES: NA.25

特性

• 詳細: Monogalactosyldiacylglycerol (Plant)
• アッセイ: >99% (TLC)
• 形状: powder
• 包装: pkg of 1 × 5 mg (840523P-5mg); pkg of 2 × 5 mg (840523P-10mg); pkg of 5 × 5 mg (840523P-25mg)
• メーカー／製品名: Avanti Research^™ - A Croda Brand
• 脂質タイプ: phosphoglycerides; bioactive lipids
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

モノガラクトシルジアシルグリセロール（MGDG）およびジガラクトシルジアシルグリセロール（DGDG）は、高等植物の葉緑体のチラコイド膜の2つの非イオン性脂質成分です。MGDGとDGDGは、総脂質含有量のそれぞれ56%と29%で膜に存在します。DGDGは二重層を形成する脂質ですが、MGDGだけでは六角形II構造のみが形成されます。

モノガラクトシルジアシルグリセロール（MGDG）合成では、MGlcDGシンターゼの存在下でジアシルグリセロール（DAG）からモノグルコシルジアシルグリセロール（MGlcDG）を生成します。2番目のステップは、MGlcDGからMGDGへのエピマー化です。非二重層構造を形成し、藻類や菌類にも関連しています。

アプリケーション

モノガラクトシルジアシルグリセロール（MGDG）は次のように使用できます。

• 核磁気共鳴研究のためのバイセルの準備において
• ピノレン酸濃縮用の構造化MGDGの生成において
• リポソームの調製において
• 親水性相互作用液体クロマトグラフィー-イオン移動度質量分析（HILIC-IM-MS）の脂質標準として

生物化学的／生理学的作用

モノガラクトシルジアシルグリセロール（MGDG）合成は、葉緑体の生合成に不可欠です。また、色素合成に関連する光合成と核関連の遺伝子発現を同期させるためにも必要です。MGDGは、ストレス時の膜脂質ホメオスタシスに不可欠です。食品業界では、MGDGはベーキングのエンハンサーおよび非イオン性乳化剤として機能します。

包装

5 mL琥珀色ガラス製ねじ蓋バイアル（840523P-10 mg）

5 mL琥珀色ガラス製ねじ蓋バイアル（840523P-25 mg）

5 mL琥珀色ガラス製ねじ蓋バイアル（840523P-5 mg）

法的情報

Avanti Research is a trademark of Avanti Polar Lipids, LLC

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable