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詳細
プラスミド DNA のラージスケール(マクシ)調製用に。
アプリケーション
The Genopure Plasmid Maxi Kit は、細菌培地からトランスフェクショングレードのプラスミド DNA を大量(500 µg プラスミドまで)に用意することができます。単離されたプラスミドはほとんどの分子生物学アプリケーションでの使用に適しています:
- トランスフェクション
- サザンブロット
- シーケンシング
- PCR/Long PCR
- 制限酵素による消化
- クローニング
特徴および利点
The Genopure Plasmid Maxi Kit は、修正アルカリ溶菌法により高度に精製されたプラスミド DNA を大量に用意することができます。
- そのまますぐに使える試薬で時間を節約してください。
- すべての大きさ、タイプのプラスミドを精製できます。
- 複数のサンプルを並行して処理することができます。
- 有害な有機化合物の使用を避けることができます
- 高純度のプラスミド DNA が得られます
構成
- 懸濁バッファー
- RN アーゼ A
- 溶菌バッファー
- 中和バッファー
- 平衡化バッファー
- 洗浄バッファー
- 溶出バッファー
- NucleoBond AX 500 カラム
- 折り畳みフィルター(直径 240 mm)
- シーリングリング
品質
本キットで生成したプラスミド DNA を制限酵素による消化に供しました;プロトコルどおりに形質転換された HB101 から、pUC 19 を単離しました。1 µg のプラスミドを 1 U の Msp I で 37°C、2 時間完全に消化し、アガロースゲルで確認しました。
プラスミドの回収は 250 µg の精製したプラスミドを用いて確認しました。回収は >90%であり、80%以上は超らせん構造でした。プラスミド DNA の収率は DH5a 細胞から pBS を単離することにより測定しました。A600 における菌体濃度が 3~6 の、150 mLの培養液から、>400 µg のプラスミド DNA が得られています。
その純度(A260/A280 の比により確認)は 1.8 + 0.2 です。
RNA の混入について、標準的な手順で精製した 3 µg の pBS を用いて解析しアガロースゲル電気泳動で確認したところ、RNA は検出されませんでした。
キットの内容物がヌクレアーゼを含まないことを、現在の品質管理手順に従って検査しています。
プラスミドの回収は 250 µg の精製したプラスミドを用いて確認しました。回収は >90%であり、80%以上は超らせん構造でした。プラスミド DNA の収率は DH5a 細胞から pBS を単離することにより測定しました。A600 における菌体濃度が 3~6 の、150 mLの培養液から、>400 µg のプラスミド DNA が得られています。
その純度(A260/A280 の比により確認)は 1.8 + 0.2 です。
RNA の混入について、標準的な手順で精製した 3 µg の pBS を用いて解析しアガロースゲル電気泳動で確認したところ、RNA は検出されませんでした。
キットの内容物がヌクレアーゼを含まないことを、現在の品質管理手順に従って検査しています。
調製ノート
単離方法は修正アルカリ溶菌法に基づいており、以下の各段階に分けられます:細菌を部分的に溶菌させ、プラスミド DNA を細胞壁から上清液中に逃がします。より大きい大腸菌染色体 DNA は細胞壁に捕捉されます。溶解物中の細胞残屑は濾過または遠心分離により取り除き、プラスミド DNA を含む画分をあらかじめ平衡化させたカラムにロードします。残屑除去された溶解物は塩分含量の低い状態でカラムにアプライされるため、プラスミド DNA はカラム中のマクロ多孔性陰イオン交換材に結合します。細胞由来の不純物は高塩濃度で洗浄することによりカラムから溶出します。最後に、プラスミド DNA をカラムから溶出させます。回収された DNA は塩を除き、プラスミドを濃縮するため沈殿させます。
アナリシスノート
サンプル:
大腸菌培地、高コピー数のプラスミドを含むもの:30~150 mL の細菌培地
大腸菌培地、低コピー数のプラスミドを含むもの:100~500 mL の細菌培地
プラスミドのサイズ:単離手順はすべてのサイズのプラスミドに適したものです。注意:大きな構成物(100 kb まで)を含む溶解物では、プラスミドのせん断を避けるため、遠心分離よりもろ過により残屑除去が適しています。
操作時間:75 分(溶解物のろ過時間を含む)
標準的な収率:
高コピー数のプラスミド:3~5 µg/mL 培地
低コピー数のプラスミド:0.2~1 µg/mL 培地
生成物の純度:単離されたプラスミド DNA は RNA など、他の菌体成分を含みません。
大腸菌培地、高コピー数のプラスミドを含むもの:30~150 mL の細菌培地
大腸菌培地、低コピー数のプラスミドを含むもの:100~500 mL の細菌培地
プラスミドのサイズ:単離手順はすべてのサイズのプラスミドに適したものです。注意:大きな構成物(100 kb まで)を含む溶解物では、プラスミドのせん断を避けるため、遠心分離よりもろ過により残屑除去が適しています。
操作時間:75 分(溶解物のろ過時間を含む)
標準的な収率:
高コピー数のプラスミド:3~5 µg/mL 培地
低コピー数のプラスミド:0.2~1 µg/mL 培地
生成物の純度:単離されたプラスミド DNA は RNA など、他の菌体成分を含みません。
シグナルワード
Danger
危険有害性情報
危険有害性の分類
Eye Dam. 1 - Flam. Liq. 3 - Met. Corr. 1 - Skin Corr. 1
保管分類コード
3 - Flammable liquids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
100.4 °F
引火点(℃)
38 °C
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資料
Ion exchange chromatography is employed by the Genopure Plasmid Midi Kit and the Genopure Plasmid Maxi Kit.
イオン交換クロマトグラフィーは、 Genopure Plasmid Midi Kit と Genopure Plasmid Maxi Kit で採用されています。
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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