H3393

ヘパリン ナトリウム塩 from porcine intestinal mucosa

Grade I-A, ≥180 USP units/mg

• 別名: ヘパリンナトリウム
• CAS番号: 9041-08-1
• MDL番号: MFCD00081689
• UNSPSCコード: 12352201
• NACRES: NA.21

特性

• 由来生物: Porcine intestinal mucosa
• 品質水準: 200
• タイプ: Grade I-A
• フォーム: powder
• 比活性: ≥180 USP units/mg
• 色: beige
• 有効pH範囲: 5.0 - 7.5
• 溶解性: H₂O: 50 mg/mL, clear, colorless to faintly yellow
• アプリケーション: clinical research; diagnostic assay manufacturing; life science and biopharma
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: [Na+].[S](=O)(=O)(NC1C(OC(C(C1O[S](=O)(=O)O)OC4OC(C(C(C4O[S](=O)(=O)O)O)O)C(=O)O)CO)OC2C(OC(C(C2O)O[S](=O)(=O)O)OC3C(OC(C(C3O)NC(=O)C)O)CO[S](=O)(=O)O)C(=O)O)O
• InChI Key: JRTRSJGZMRQDHI-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ヘパリンは、ムコ多糖類に属するグリコサミノグリカン（GAG）であり、強力な抗凝血性を示すことが知られています。この広範に硫酸化された多糖は、グリコシド結合によって連結されたD-グルコサミンとヘキスロン酸によって構成されます。ヘパリンは、生化学や細胞培養に関する研究に幅広く使用されています。

アプリケーション

ブタ腸粘膜由来のヘパリンナトリウム塩は、卵母細胞の精子との受精に使用する培地の添加剤に使用されています。ブタ腸粘膜由来のヘパリンナトリウム塩は、以下に使用されています：

• FGF21（線維芽細胞成長因子21）シグナル伝達に対するヘパリンの影響を確認するため。
• マウス脳切片の免疫染色に
• Sparus aurata血液サンプル中の白血球および赤血球を定量するため
• 抗凝固および重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2（SARS-CoV2）阻害アッセイに

生物化学的／生理学的作用

ヘパリンは、主に血液の凝固を遅らせる役割を持っています。凝固経路において、アンチトロンビンを介したプロテアーゼの不活化を促進します。

ヘパリンは、肥満細胞と、ヒスタミンなどのメディエーターで合成され、アレルギー活性と炎症活性に関与します。ヘパリンは、静脈血栓症および肺塞栓症に対して治療効果を示し、血栓溶解後の再血栓症を防ぐために役立ち、急性心筋梗塞患者の動脈血栓症を管理します。ヘパリンは、熱傷、気管支ぜんそく、および潰瘍性大腸炎などの多くの炎症症状において抗炎症作用を示します。

その他情報

お客様の研究に適したメルクの広範な多糖類を包括的に理解していただくために、ぜひメルクの炭水化物カテゴリーページをご覧ください。

ヘパリン溶液は、高温では糖類の架橋結合が進むおそれがあるため、オートクレーブ処理できません。また、凍結もさせないでください。

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おすすめ製品

診断製造用ヘパリンは、製品番号SRE0027として利用できます

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)