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Merck

40674

Sigma-Aldrich

ピノレシノール

≥95.0% (HPLC)

別名:

(+)-ピノレシノール, 4,4'-((1S,3aR,4S,6aR)-ヘキサヒドロフロ[3,4-c]フラン-1,4-ジイル)ビス(2-メトキシフェノール), 4,4'-[(1S,3aR,4S,6aR)-テトラヒドロ-1H,3H-フロ[3,4-c]フラン-1,4-ジイル]ビス(2-メトキシフェノール)

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C20H22O6
CAS番号:
分子量:
358.39
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352205
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.25

品質水準

アッセイ

≥95.0% (HPLC)

フォーム

powder or crystals

アプリケーション

metabolomics
vitamins, nutraceuticals, and natural products

SMILES記法

COc1cc(ccc1O)[C@H]2OC[C@H]3[C@@H]2CO[C@@H]3c4ccc(O)c(OC)c4

InChI

1S/C20H22O6/c1-23-17-7-11(3-5-15(17)21)19-13-9-26-20(14(13)10-25-19)12-4-6-16(22)18(8-12)24-2/h3-8,13-14,19-22H,9-10H2,1-2H3/t13-,14-,19+,20+/m0/s1

InChI Key

HGXBRUKMWQGOIE-AFHBHXEDSA-N

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詳細

ピノレシノールは、さまざまな植物に含まれる二次代謝物、リグナンです。構造的には、単純リグナンの1つで、二環性リングコアを形成するコニフェリルアルコールの二量体を含みます。

アプリケーション

ピノレシノールは下記で使用されています:
  • 光ダイオードおよび質量TQD検出器を擁する超高速液体クロマトグラフィー(UPLC)を用いたライコムギ(X Triticosecale Wittmack)粒子由来のリグナンの定性および定量分析の標準物質として
  • ヒト乳癌MCF-7細胞の増殖に対するエストロゲン活性を検討するためのエンテロリグナン前駆体として
  • Sesamum indicum L.種子の リグナン分析の標準物質として

生物化学的/生理学的作用

ピノレジノールは、トウニワトコ(Sambucus williamsii)、トチュウ(Eucommia ulmoides、杜仲)、シマエゴノキ(Styrax sp)、レンギョウ(Forsythia suspensa)、エクストラバージンオリーブオイルのような薬用植物を含む数多くの植物に存在します。ニワトコ(Sambucus)属は、ヨーロッパ、アジア、北アフリカに広く分布し、伝統医学において打撲、骨折、浮腫に作用する鎮痛剤、抗ウイルス薬、抗炎症薬、ホメオスタシス薬、利尿薬として利用されています。ピノレジノールは、真菌の細胞膜に損傷を起こすことによって強力な抗真菌特性を示します。TNF-α産生を阻害(おそらくNF-κBおよびAP-1の阻害を通じて)することによって、抗酸化活性、と抗炎症活性を発現します。

包装

底の開いたガラス瓶内容物は内部に挿入され接着された円錐部に入っています。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

40674-10MG:
40674-BULK:
40674-VAR:


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