A6684

モノクロナール抗アルブミン マウス宿主抗体

clone HSA-11, ascites fluid

• 別名: Anti-AFP
• MDL番号: MFCD00162390
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.46

特性

• 由来生物: mouse
• 品質水準: 200
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: ascites fluid
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: HSA-11, monoclonal
• 含みます: 15 mM sodium azide
• 化学種の反応性: gibbon, baboon, human, rhesus monkey
• 以下との反応禁止: turkey, feline, hamster, pigeon, rat, marmoset, pig, bovine, canine, donkey, guinea pig, rabbit, chicken, sheep, goat
• テクニック: immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): suitable; indirect ELISA: 1:10,000; western blot: 1:5,000
• アイソタイプ: IgG2a
• UniProtアクセッション番号: P02768
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... ALB(213)

詳細

詳細

モノクローナル抗アルブミン抗体（マウスIgG2aアイソタイプ）は、マウス骨髄腫細胞と免疫化BALB/cマウス脾細胞の融合により作製されたHSA-11ハイブリドーマから得られます。肝臓が産生する主要なタンパク質であるアルブミンは、ヒト血清中の総タンパク質の半分以上を占めます。他の多くの体液にも、アルブミンが含まれます。

血清アルブミンは血液の主要なタンパク質成分であり、肝臓で産生されます。これは、コロイド浸透圧、様々な物質の輸送、血液pHを制御し、アミノ酸の内在性の供与源となります。モノクローナル抗アルブミン抗体（1:100希釈）を二重染色で使用して、ヒト臍間葉系幹細胞（HUMSC）から分化した肝細胞の位置を特定することができます。この製品は、ヒト血清アルブミンに対して特異的であるため、ヒトの血痕や他の体液（例：精液、母乳、尿、唾液、膣分泌物）の識別に最適です。マウスモノクローナル抗アルブミン抗体は、変性型および還元型のヒト血清アルブミンと特異的に反応し、アカゲザル、テナガザルおよびヒヒの血清アルブミンと交差反応します。本製品は、ウシ、ネコ、ニワトリ、イヌ、ロバ、ヤギ、モルモット、ハムスター、マーモセット、ブタ、ハト、ウサギ、ラット、ヒツジまたはシチメンチョウの血清アルブミンとの交差反応性、またはニワトリおよびシチメンチョウの卵アルブミンとの交差反応性を示していません。

特異性

本抗体は、血清および血漿中のヒトアルブミンに特異的であり、還元や変性に耐性のエピトープを認識します。

免疫原

ヒト血清アルブミン

アプリケーション

マウスで産生されたモノクローナル抗アルブミン抗体は、次の用途で使用されています：

• 免疫蛍光法
• 染色
• 二重染色
• 酵素結合免疫吸着アッセイ（ELISA）
• 免疫ブロット
• 免疫組織化学的検査

生物化学的／生理学的作用

アルブミンは、脂肪酸、ビリルビン、ヘミン、薬物、アミノ酸およびイオンなどの広範なリガンドに結合する輸送タンパク質です。アルブミンは亜鉛担体タンパク質としても機能し、それゆえに生理的プロセスを制御する場合があります。

アルブミン高値は脱水症と関連性があります。鉄欠乏性貧血の乳児では、アルブミン代謝亢進が見られます。アルブミンの酸化的損傷は、進行肝疾患と関係します。

免責事項

当社のカタログまたは製品に添付された当社のその他の文書に別段の記載がない限り、当社の製品は研究にのみ使用することを意図しており、無許可での商用使用、in vitro診断での使用、ex vivoもしくはin vivo治療での使用、または人間もしくは動物でのあらゆるタイプの消費もしくは適用など、その他の目的には使用しないでください。

安全性情報

• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable