C8696

カテプシンD ヒト肝臓由来由来

lyophilized powder, ≥250 units/mg protein (E1%/280)

• CAS番号: 9025-26-7
• Enzyme Commission number: 3.4.23.5 (BRENDA, IUBMB)
• MDL番号: MFCD00130749
• UNSPSCコード: 12352204
• NACRES: NA.32

特性

• フォーム: lyophilized powder
• 品質水準: 200
• 比活性: ≥250 units/mg protein (E1%/280)
• 分子量: ~45 kDa
• 色: white
• UniProtアクセッション番号: P07339
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... CTSD(1509)

詳細

詳細

カテプシンDは、リソソームに存在するアスパラギン酸プロテアーゼです。タンパク質の異化に関与し、ホルモンと抗原の処理を維持します。カテプシンDは、腫瘍形成と神経変性の変化に関係しています。リソソームのタンパク質分解と内因性線維素溶解を制御します。

アプリケーション

ヒト肝臓のカテプシンDは以下の用途で使用されています：

• β-セクレターゼ活性アッセイに
• アミロイドβ 1-42の酵素分解に
• ヒト包皮線維芽細胞のマイクロインジェクションに

生物化学的／生理学的作用

カテプシンDはエンドソ-ム-リソソ-ムのアスパラギン酸プロテア-ゼであり、乳がん転移やアルツハイマ-病に関与しています。ヒト包皮繊維芽細胞のアポト-シスにおいて、カテプシンDのリソソ-ム放出はシトクロムcの遊離や膜電位の低下よりも先に起こることが確認されています。PC12細胞のカテプシンD量は、アポト-シス誘導後12~24時間で増加します。

その他情報

等電点電気泳動でα, β, γアイソザイムの含有が確認されます。

単位の定義

1ユニットは、基質として酸変性ヘモグロビンを使用し、pH  3.3、37 °Cで30分あたりTCA可溶化生成物のA₂₈₀値を1.0増加させる量です(光路長1 cm)。

物理的形状

粉末製品 (リン酸ナトリウムバッファ-塩含有)。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable