カップリング試薬・ヌクレオシド
私たちは、オリゴ合成などに役立つビルディングブロック、カップリング試薬、およびヌクレオシドなどの幅広い製品提供しています。ヌクレオシドおよび修飾ヌクレオシドは、すべての生物の遺伝情報のコード、伝達、発現を担う核酸（DNAとRNA）を構成する基本的構造単位です。生体外でのオリゴヌクレオチド合成は、所定の配列の核酸の化学合成であり、これには非天然のヌクレオシドが含まれる可能性があります。ヌクレオシドホスホロアミダイトを用いる一般的なオリゴヌクレオチド合成は、脱保護、カップリング、キャッピング、酸化という4段階プロセスで進行します。カップリング試薬はこれらのステップにおいて重要な役割を果たし、効率的なカップリング活性化剤は、反応が迅速かつほぼ定量的に進行することを可能にします。
非天然ヌクレオシドを核酸に取り込むことができるようになったことで、次のような多数の研究用途が生まれました：
- 配列検出
- 耐加水分解性
- 配列決定
- 酵素阻害
ヌクレオシドを化学的に扱う核酸化学により、非天然型のアナログ化合物が作られ、逆転写酵素阻害などの化学療法や抗ウイルス剤として医療に役立てられてきました。Sigma-Aldrichが提供する非天然塩基、ヌクレオシド誘導体、中間体は、お客様のオリゴやヌクレオシドアナログ合成のニーズに応える出発点となります。
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