コンテンツへスキップ
Merck

完全性試験機

さまざまな規制ガイドラインで、大容量注射剤(LVP)や小容量注射剤(SVP)などの無菌製剤の製造に使用されるろ過滅菌フィルターの完全性試験が義務付けられています。*現在、多くのバイオ医薬品メーカーがフィルターの使用前後に完全性試験を実施しており、迅速かつ確実で、再現性のある非破壊試験法が求められています。Integritest® 5 自動完全性試験機は、ろ過システムでのインラインまたはオフラインの非破壊完全性試験を実施することが可能で、Exact-Air II試験ユニットを組み合わせることで水を用いた疎水性フィルターの試験も可能となります。   

*EMA Annex 1; FDA Aseptic Processing cGMP guidance (2004)(無菌操作法cGMP指針)


Integritest® 5自動完全性試験機

フィルターやろ過システムの完全性試験に使用されるIntegritest<sup>®</sup> 5自動完全性試験機

自動完全性試験機を初めて発売して以来25年以上経ち、最新モデルであるIntegritest® 5は、フィルターの完全性判定に圧力降下測定法を使用しています。拡散流量(ディフュージョン)試験とHydroCorr 試験では、システムの1次側容積測定と圧力降下測定を実施し、流量を決定します。バブルポイント試験ではタンジェントメソッドと呼ばれる方法を用い、フィルターにかかる圧力を増加させ、その際の圧力降下からバブルポイント値を決定します。最適な測定圧力はテストパラメーターと実施中の試験測定値に基づき決定され、フィルターのプロファイルを確実にマッピングすることで必要な測定ポイント数を減らしながら、正確な結果を返します。

主な特徴:

  • 試験をさらに迅速かつ簡便にする改良型試験アルゴリズム
  • 各ステップにヘルプ画面のある使いやすいソフトウェア
  • お客様のプロセスに合わせて変更可能な画面表示、試験情報、試験のグループ化
  • 複数の装置の管理や同期などのネットワーク構築機能

水を用いた疎水性フィルター試験用Exact-Air II自動試験ユニット

水を用いた疎水性ベントフィルター試験用Exact-Air<sup>™</sup> II完全性試験対応ユニット

Exact-Air IIシステムはRemote Volume技術を採用し、試験対象のフィルターと試験装置の間に中間タンクを置いて試験を実行する自動完全性試験用ユニットです。Integritest® 5自動完全性試験機と組み合わせれば、非常に厳しい温度条件下でも試験精度と再現性が高まります。

Exact-Air IIシステムを使用して水による高感度の疎水性フィルター用完全性試験であるHydroCorr 試験を実施することで、厳しい動作条件下であっても、エアフィルター試験の信頼性、精度、再現性、および頻度を改善することができます。

主な特徴:

  • タッチスクリーン画面を採用した使いやすいソフトウェア
  • 水の充填から、試験、排出、CIP(定置洗浄)操作の制御までカバー
  • 使いやすさ
  • 親水性フィルターのバブルポイント試験と拡散流量試験

関連製品資料

1 / 2 ページ

関連ウェビナー



ログインして続行

続きを確認するには、ログインするか、新規登録が必要です。

アカウントをお持ちではありませんか?