220000

イミノ二酢酸

98%, for peptide synthesis

• 別名: 2,2′-Azanediyldiacetic acid, Diglycine, IMDA
• 化学式: HN(CH₂COOH)₂
• CAS番号: 142-73-4
• 分子量: 133.10
• Beilstein: 878499
• EC Number: 205-555-4
• MDL番号: MFCD00004280
• UNSPSCコード: 12352106
• PubChem Substance ID: 24853159
• NACRES: NA.22

特性

• product name: イミノ二酢酸, 98%
• 品質水準: 200
• アッセイ: 98%
• 形状: solid
• mp: 243 °C (dec.) (lit.)
• アプリケーション: peptide synthesis
• SMILES記法: OC(=O)CNCC(O)=O
• InChI: 1S/C4H7NO4/c6-3(7)1-5-2-4(8)9/h5H,1-2H2,(H,6,7)(H,8,9)
• InChI Key: NBZBKCUXIYYUSX-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

イミノ二酢酸は、金属抽出や廃水処理に広く使用されている多用途キレート剤です。

アプリケーション

イミノ二酢酸は、次の用途に使用できます。

• タンパク質精製に用いるイミノ二酢酸（IDA）型の吸着剤の調製。
• 塩化鉄（FeCl₃）錯体と共に、メタクリル酸メチル（MMA）重合の触媒として。
• 金属イオンの産業廃水からの選択的除去および回収を目的として、メタクリル酸グリシジルを用いて行うキレート樹脂の調製。
• ピネン誘導イミノ二酢酸（PIDA）調製の試薬として。PIDAは、ジアステレオ選択的ボロン酸オキシラニルC(sp³)を対応するオレフィンから合成する際のリガンドとして使用されます。
• 多層カーボンナノチューブ（MWCNT）の表面官能基化。MWCNTは、重金属イオン分離の吸着剤として使用されます。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H319
• 注意書き: P264 - P280 - P305 + P351 + P338 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves