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PbS赤外量子ドット

λ_max, 2000 nm, 100 mg/mL (in toluene)

• 別名: INFIQ^® quantum dots, Lead based core type QDs, 蛍光ナノ結晶
• 化学式: PbS
• CAS番号: 1314-87-0
• Enzyme Commission number: 215-246-6
• MDL番号: MFCD00016280
• UNSPSCコード: 12352302
• PubChem Substance ID: 24863151
• NACRES: NA.21

特性

• 詳細: > 2 (peak/valley ratio)
• 品質水準: 100
• 形状: liquid
• 濃度: 100 mg/mL (in toluene)
• 粒径: <15 nm (nanoparticle)
• λmax: <150 nm (FWHM); 2000 nm
• 保管温度: 2-8°C
• InChI: 1S/Pb.S
• InChI Key: XCAUINMIESBTBL-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

硫化鉛（PbS）量子ドットは半導体無機ナノ粒子で、トルエン溶液（100 mg/mL）として提供されます。PbS QDの最も重要な特性はその励起子吸収ピーク波長で、粒子サイズで制御されます。これらのPbS赤外量子ドットは、励起子吸収ピーク波長が2000 nmで、ピーク幅が狭い（FWHM<150 nm）ことから、粒子径が制御されたナノ粒子の単分散集合体であることがわかります。これは、エネルギーランドスケープが平坦で、エネルギー分布が狭く、超格子の形成によって性能が向上するような応用において理想的です。さらに、PbS量子ドットは多様な表面特性を有しており、さまざまな用途に応じて調整可能です。量子ドット表面の配位子は、幅広い有機溶媒中でのコロイド安定性および加工性のために最適化された長鎖有機分子です。

アプリケーション

PbS赤外量子ドット（λ_max 2000 nm）は、その優れた光吸収特性、低コスト、および簡便な成膜プロセスにより、近赤外（NIR）検出および吸収の用途に適しています。PbS量子ドットは、特に自動化、監視・セキュリティ、暗視、通信、医療保健の分野における光検出器、太陽電池、赤外発光ダイオード（LED）への用途が期待されるナノ材料です。PbS系量子ドット技術の応用では、超格子および薄膜の調製において、さらなる表面修飾のステップが必要になる場合があります。これらPbS量子ドットは、ベンゼンジチオールやエタンジチオールなどの架橋剤を用いた固相配位子交換や、多様な有機・無機配位子を用いた液相配位子交換を行うことができます。

法的情報

Product of Quantum Science Ltd

INFIQ is a registered trademark of Quantum Science Ltd.

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS08,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H225,H304,H315,H336,H360FD,H373,H411
• 注意書き: P202 - P210 - P273 - P301 + P310 - P303 + P361 + P353 - P331
• 危険有害性の分類: Aquatic Chronic 2 - Asp. Tox. 1 - Flam. Liq. 2 - Repr. 1A - Skin Irrit. 2 - STOT RE 2 - STOT RE 2 Inhalation - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Central nervous system
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 39.2 °F
• 引火点(℃): 4 °C