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Ag₂S赤外量子ドット

λ_max, 800 nm, 10 mg/mL in DMF

• 別名: INFIQ^® quantum dots, Silver based core type QDs, 蛍光ナノ結晶
• 実験式（ヒル表記法）: Ag₂S
• 分子量: 247.80
• MDL番号: MFCD00003406
• UNSPSCコード: 12352302
• PubChem Substance ID: 24854485
• NACRES: NA.21

特性

• 詳細: >= 4 (peak/valley ratio)
• 品質水準: 100
• フォーム: liquid
• 濃度: 10 mg/mL in DMF
• 直径: <15 nm
• λmax: ≤70 nm (FWHM); 800 nm
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [Ag]S[Ag]
• InChI: 1S/2Ag.S
• InChI Key: OCWNMDUAUUAHSJ-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

硫化銀（Ag₂S）量子ドットは半導体無機ナノ粒子で、N,N-ジメチルホルムアミド溶液（10 mg/mL）として提供されます。Ag₂Sの最も重要な特性はその励起子吸収ピーク波長で、粒子サイズで制御されます。これらのAg₂S赤外量子ドットは、励起子吸収ピーク波長が800 nmで、ピーク幅が狭いことから、粒子径が制御されたナノ粒子の単分散集合体であることがわかります。さらに、Ag₂S量子ドットは毒性の高い元素（CdやPbなど）を含まないため、CdやPbをベースとした量子ドットと比較して環境にやさしい代替製品です。

アプリケーション

Ag₂S量子ドットは、ナノ診断、太陽電池、および光電気化学バイオセンサにおいて、さまざまな応用が期待されています。これらのナノ結晶は、ナノ診断学や生体内イメージングを目的とした研究活動において、近赤外光（NIR）イメージングプローブとして使用することができます。さらに、Ag₂S量子ドットは、太陽電池の高効率かつ広帯域の増感剤として機能することが示されており、太陽光発電の分野での研究開発活動において有望な材料です。また、Ag₂S量子ドットはPECバイオセンサとしての可能性も実証されており、その簡便性、低毒性、感度、および幅広い潜在的用途から、バイオセンサ材料としての大きな可能性を秘めています。

法的情報

INFIQ is a registered trademark of Quantum Science Ltd.

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS08,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H226,H312 + H332,H319,H360D
• 注意書き: P210 - P280 - P303 + P361 + P353 - P304 + P340 + P312 - P305 + P351 + P338 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Eye Irrit. 2 - Flam. Liq. 3 - Repr. 1B
• 保管分類コード: 3 - Flammable liquids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): 135.5 °F - closed cup
• 引火点(℃): 57.5 °C - closed cup