A6877

アガロース

Medium EEO, for molecular biology

• 別名: 3,6-Anhydro-α-L-galacto-β-D-galactan, Agarose ME
• CAS番号: 9012-36-6
• EC Number: 232-731-8
• MDL番号: MFCD00081294
• UNSPSCコード: 41105317
• PubChem Substance ID: 24891148
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: algae (marine)
• 品質水準: 200
• グレード: for molecular biology
• タイプ: Type II
• 形状: powder
• 不純物: ≤10% moisture content
• EEO: 0.16-0.19
• 転移温度: congealing temperature 34.5-37.5 °C (1.5% gel)
• ゲル強度: ≥1000 g/cm² (1.0% gel)
• InChI: 1S/C24H38O19/c25-1-5-9(27)11(29)12(30)22(38-5)41-17-8-4-36-20(17)15(33)24(40-8)43-18-10(28)6(2-26)39-23(14(18)32)42-16-7-3-35-19(16)13(31)21(34)37-7/h5-34H,1-4H2/t5-,6-,7+,8+,9+,10+,11+,12-,13+,14-,15+,16-,17-,18+,19+,20+,21-,22+,23+,24+/m1/s1
• InChI Key: MJQHZNBUODTQTK-WKGBVCLCSA-N

詳細

詳細

アガロースは、寒天または寒天生産性を有する海藻から抽出されるポリマーです。この精製された直線状ガラクタン親水コロイドは、α-(1→3)およびβ-(1→4) グリコシド結合によって結合されたD-ガラクトースおよび3,6-アンヒドロ-L-ガラクトース単位の交互コポリマーからなります。アガロースは高い生体適合性を有し、その力学特性と拡散特性は種々に異なります。

アプリケーション

アガロースは以下の用途に用いられています：

• ゲル電気泳動
• プラークアッセイの重層培地として2x補充MEM培地とともに使用される2xアガロース溶液の調製
• パラコクシジオイデス症の免疫拡散試験

アナリシスノート

以下は、アガロースに関する特性のリストです：
硫酸塩含量 - 硫酸塩は存在する主要なイオン基であるため、純度の指標として使用されます。
ゲル強度 - ゲルを破壊するためにゲルに加えなければならない力。
ゲル化点 - アガロース水溶液が冷えてゲルが生成する温度。アガロース溶液は、液体からゲルへの転移時にヒステリシスを示します。すなわち、それらのゲル化点は融解温度と同じではありません。
電気浸透（EEO）- ゲルの中を通り抜ける液体の動き。アガロースゲルのアニオン基はマトリックスに固定されて動けませんが、解離できるカウンターカチオンはマトリックスのカソードに向かって移動するため、EEOが起こります。通常、生体高分子の電気泳動の動きはアノードに向かうため、EEOは内部対流のために分離を乱す場合があります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)