A7236

アナカルジン酸

• 別名: 2-ヒドロキシ-6-ペンタデシル安息香酸, 22:0-アナカルジン酸, 6-ペンタデシルサリシリック酸
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₂H₃₆O₃
• CAS番号: 16611-84-0
• 分子量: 348.52
• MDL番号: MFCD07368254
• UNSPSCコード: 12352106
• PubChem Substance ID: 329770923
• NACRES: NA.77

特性

• 形状: powder
• 品質水準: 100
• 保管条件: protect from light
• 色: white to beige
• 溶解性: DMSO: ≥20 mg/mL
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CCCCCCCCCCCCCCCc1cccc(O)c1C(O)=O
• InChI: 1S/C22H36O3/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-13-14-16-19-17-15-18-20(23)21(19)22(24)25/h15,17-18,23H,2-14,16H2,1H3,(H,24,25)
• InChI Key: ADFWQBGTDJIESE-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

アナカルジン酸は下記に使用されています：

• ラット皮質ニューロンに対する影響を検討するためのヒストンアセチラーゼ（HAT）阻害薬として
• in vitroアセチル化アッセイの陽性対照として
• ヒト胎児腎細胞にトランスフェクトしたリボ核酸輸送1（Rae-1）タンパク質アセチル化に対する影響を検討するためのアセチラーゼ阻害薬として

生物化学的／生理学的作用

アナカルジン酸は、Anacardium occidentaleの殻に由来する天然の生理活性化合物です。抗真菌、抗細菌、抗シロアリ、および軟体動物駆除作用があります。アナカルジン酸は、肥満、癌、炎症性疾患、および酸化的損傷の治療薬として作用します。リポキシゲナーゼ（LOX-1）、キサンチン酸化酵素、核内因子κ B （NFκB）キナーゼ、チロシナーゼ、ウレアーゼなどのさまざまな酵素の阻害剤として機能します。

アナカルジン酸は、HAT(ヒストンアセチルトランスフェラーゼ)インヒビターです。

特徴および利点

本化合物は、遺伝子制御研究用製品です。さらに遺伝子制御研究用製品をご覧になりたい場合は、こちらをクリックしてください。その他の研究領域用の生物活性低分子に関する詳細については、sigma.com/discover-bsmをご参照ください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable