おすすめの製品
詳細
リポキシダーゼ(LOX)、別名リポキシゲナーゼ、は非ヘム鉄タンパク質です。リポキシゲナーゼは、植物、一部の微生物、および動物に広く存在しています。pHおよび至適温度、基質特異性、ならびにさまざまな薬剤による阻害の程度に関して、LOX-1、LOX-2、LOX-3に分類されています。
アプリケーション
Glycine max(ダイズ)由来のリポキシダーゼは、以下の用途に使用されています:
- 2-(α-D-グリコピラノシル)メチル-2,5,7,8-テトラメチルクロマン-6-オル(TMG)のリポタンパク質酸化に対する影響を検討するため
- 木材抽出物を分解する酵素をスクリーニングするためのマイクロプレートアッセイプラットフォームにおけるリポキシゲナーゼの代表的酵素として
- リポキシゲナーゼ阻害活性アッセイの陽性対照として
このダイズ由来酵素の基質としてアラキドン酸を用いた場合、活性はリノ-ル酸を基質とした場合の約15%です。アラキドン酸酸化の生成物は12-または15-ヒドロペルオキシアラキドン酸(12-HPETEまたは15-HPETE)です。
生物化学的/生理学的作用
リポキシゲナーゼは、100°C、5~10分間の熱処理で不活化します。研究により、γ線照射処理がダイズのリポキシゲナーゼの特異的活性を減少させることが示されています。これらの酵素は、喘息やアレルギーに関連した研究で用いられています。リポキシゲナーゼは、アロマファインケミカルの製造など、産業における生体内変換に適用できます。
cis,cis-1,4-ペンタジエン構造を含む脂質のヒドロペルオキシ化を触媒します。
単位の定義
1ユニットは、基質にリノール酸を使用し反応液量を3.0 mLとした場合に、pH 9.0、25°C、1分間で、A234を 0.001上昇させる酵素量です(光路長1 cm)。1 A234ユニットは、0.12 μmolのリノール酸を酸化させる酵素量に相当します。
物理的形状
安定剤およびNaClを含有
シグナルワード
Danger
危険有害性情報
危険有害性の分類
Resp. Sens. 1
保管分類コード
11 - Combustible Solids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
個人用保護具 (PPE)
Eyeshields, Gloves, type N95 (US)
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
L7395-BULK:
L7395-75MU:
L7395-15MU:
L7395-150MU:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
この製品を見ている人はこちらもチェック
Chemical composition and lipoxygenase activity in soybeans (Glycine max L. Merr.) submitted to gamma irradiation
Radiation Physics and Chemistry, 98, 29-32 (2014)
Nutrients, 9(9) (2017-09-05)
This study investigated the effect of heat treatment of edible insects on antioxidant and anti-inflammatory activities of peptides obtained by in vitro gastrointestinal digestion and absorption process thereof. The antioxidant potential of edible insect hydrolysates was determined as free radical-scavenging
Signal transduction and targeted therapy, 7(1), 288-288 (2022-08-16)
Myocardial ischemia/reperfusion (I/R) injury is a classic type of cardiovascular disease characterized by injury to cardiomyocytes leading to various forms of cell death. It is believed that irreversible myocardial damage resulted from I/R occurs due to oxidative stress evoked during
Microplate enzyme assay for screening lipoxygenases to degrade wood extractives
Biocatalysis and Biotransformation, 25(2-4), 202-210 (2007)
Atherosclerosis, 162(1), 111-117 (2002-04-12)
A novel vitamin E derivative that is freely soluble in water, 2-(alpha-D-glucopyranosyl)methyl-2,5,7,8-tetramethylchroman-6-ol (TMG), was evaluated for ability to inhibit development of atherosclerosis in Watanabe heritable hyperlipidemic (WHHL) rabbits or cholesterol-loaded New Zealand White rabbits. Although TMG rapidly entered the circulation
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)