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Merck

M8159

Sigma-Aldrich

モノクロナール抗MAPキナーゼ, 活性化 (二リン酸化型ERK-1&2) マウス宿主抗体

clone MAPK-YT, ascites fluid

別名:

モノクロナール抗MAPキナーゼ, 活性化 (二リン酸化型ERK-1&2)

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160410
NACRES:
NA.44

由来生物

mouse

品質水準

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

ascites fluid

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

MAPK-YT, monoclonal

分子量

antigen ERK-1 44 kDa
antigen ERK-2 42 kDa

含みます

15 mM sodium azide

化学種の反応性

human, Caenorhabditis elegans, Xenopus, Drosophila, hamster, rat, bovine, mouse, yeast

テクニック

immunocytochemistry: suitable
immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): suitable
immunoprecipitation (IP): suitable
indirect ELISA: suitable
western blot: 1:10,000 using rat brain extract

アイソタイプ

IgG1

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

保管温度

−20°C

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

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詳細

MAPキナーゼ(MAPK、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ)は、細胞外制御プロテインキナーゼとも呼ばれます。分子クローニングにより、MAPキナーゼ(ERKs)は少なくとも4つのアイソフォームで構成されていることが証明されました:ERK-1(p44mapk)、ERK-2(p42mapk)、ERK-3、ERK-5。MAPキナーゼのアイソフォームは、中枢神経系、胸腺、脾臓、心臓、肺、腎臓に広く発現していると思われます。また、PC12細胞や線維芽細胞にも高レベルで発現しています。MAPK1は、ヒト染色体22q11に位置しています。MAPK3は、ヒト染色体16p11にマッピングされます。

特異性

抗体は、二リン酸化型のMAPキナ-ゼ(ERK-1およびERK-2)と特異的に反応します。非リン酸化型あるいは一リン酸化型のMAPキナ-ゼをはじめ、二リン酸化型のJNKおよびp38 MAPキナ-ゼとは反応しません。本抗体はリン酸化スレオニンおよびチロシンが含まれる活性型MAPキナ-ゼの調節部位をエピト-プとして認識します。

免疫原

ERK活性化ル-プのリン酸化型に相当する合成ペプチド(HTGFLpTEpYVAT)。

アプリケーション

MAPキナーゼの活性型と特異的に反応する抗体は、正常および癌組織における特定の活性化条件、組織発現の違い、および活性型MAPキナーゼの細胞内局在化に関する研究に有用です。
モノクローナル抗MAPキナーゼ、活性化型(二リン酸化ERK-1&2)は、培養細胞や組織抽出物の免疫ブロッティング、ELISA、免疫細胞化学、免疫沈降、免疫組織化学(ホルマリンおよびホルムアルデヒド固定切片)などのさまざまな免疫化学アッセイを用いる活性型二重リン酸化MAPキナーゼの局在分析に使用できます。ヒト、ウシ、ラット、マウス、ショウジョウバエSpodoptera frugiperda(ツマジロクサヨトウ)、酵母で反応性が認められています。

抗活性化型MAPキナーゼ(二リン酸化ERK-1&2)モノクローナル抗体は、プラスミドや一過性のトランスフェクション、ウエスタンブロッティングで使用されています。

生物化学的/生理学的作用

MAPキナーゼ(MAPK、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ)は種々のシグナル伝達経路において重要な役割を果たし、成長因子およびGタンパク質共役受容体のシグナルを細胞内標的に誘導します。MAPキナーゼは、増殖、分化、細胞形態、腫瘍形成など複数の細胞プロセスを制御していることが明らかになっています。マイトジェン刺激細胞におけるERK-1とERK-2の活性化は、MAPキナーゼの調節部位のスレオニン残基とチロシン残基をリン酸化する二重特異性プロテインキナーゼであるMAPキナーゼキナーゼ(MAPKK、MEK)により直接媒介されます。活性化後、MAPキナーゼは、転写因子、膜タンパク質、細胞骨格タンパク質などの複数の核標的をリン酸化します。MAPキナーゼシグナル伝達の停止は、MAPキナーゼを脱リン酸化し、不活性化する二重特異性Thr/Tyrリン酸化酵素であるMAPキナーゼホスファターゼ(MKP-1)により媒介されているようです。

物理的形状

製品は、15 mMのアジ化ナトリウムを保存剤として含む腹水として提供されます。

保管および安定性

2〜8°Cで1ヶ月保存可能です。長期間保存する場合は、溶液を分注して凍結保存してください。凍結融解を繰り返すことは推奨されません。 「自動霜取り機能付き」冷凍庫での保管は推奨されません。長期間保存時にわずかな濁りが発生した場合は、使用前に遠心分離し、溶液を清澄化してください。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付の他の弊社の文書に記載されていない場合は、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

M8159-BULK:
M8159-50UL:
M8159-VAR:
M8159-.2ML:
M8159-100UL:


試験成績書(COA)

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ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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