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Merck

SML0635

Sigma-Aldrich

AZD6765 二塩酸塩

≥97% (HPLC)

別名:

AR-R 15896 二塩酸塩, FPL 15896 二塩酸塩, ラニセミン 二塩酸塩, (αS)-α-フェニル-2-ピリジンエタンアミン 二塩酸塩

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C13H14N2 · 2HCl
CAS番号:
分子量:
271.19
UNSPSCコード:
12352200
NACRES:
NA.77

品質水準

アッセイ

≥97% (HPLC)

形状

powder

光学活性

[α]/D +77 to +90°, c = 1 in methanol

保管条件

desiccated

white to beige

溶解性

H2O: 20 mg/mL, clear

保管温度

2-8°C

InChI

1S/C13H14N2.2ClH/c14-13(11-6-2-1-3-7-11)10-12-8-4-5-9-15-12;;/h1-9,13H,10,14H2;2*1H/t13-;;/m0../s1

InChI Key

KHJHFYAGQZYCLC-GXKRWWSZSA-N

アプリケーション

AZD6765二塩酸塩は、慢性予測不能軽度ストレス(CUMS)状態において行動および代謝指標を改善する抗うつ薬として使用されています。

生物化学的/生理学的作用

AZD6765は、非競合型のN-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体拮抗薬であり、速効性の抗うつ薬です。最近の研究では、効果が現れるまでに数週間かかることがあるセロトニンまたはドーパミン系に作用するほとんどの抗うつ薬とは異なり、AZD6765は80分以内にうつ症状を緩和しました。効果は約1時間から最大2週間、持続しました。 AZD6765 IC50は1.3 μMです。同様に急速な抗うつ作用を有するケタミンなどのより強力な薬物とは異なり、AZD6765には幻覚などの解離性の副作用はありません。以前の研究では、本化合物に神経保護作用と抗けいれん作用があることが示唆されています。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction(受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック)のグルタミン酸受容体(イオンチャネル・ファミリー)のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、ここをクリックしてください

ピクトグラム

Skull and crossbones

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 3 Oral

保管分類コード

6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

SML0635-VAR:
SML0635-BULK:
SML0635-5MG:
SML0635-25MG:


試験成績書(COA)

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Pravin Kumar Mishra et al.
Neurochemistry international, 137, 104750-104750 (2020-05-04)
Major depressive disorder is the leading cause of disability and suicidality worldwide. Here, we evaluated neural metabolic activity in prefrontal cortex (PFC) in C57BL6 mice undergoing a chronic unpredictable mild stress (CUMS) for three weeks to induce depression. Further, the

資料

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