T0251

チミジン5′-三リン酸 ナトリウム塩

≥96%

• 別名: TTP, dTTP
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₀H₁₆N₂O₁₄P₃Na
• CAS番号: 18423-43-3
• 分子量: 504.15
• MDL番号: MFCD00080338
• UNSPSCコード: 41106305
• PubChem Substance ID: 24899873
• NACRES: NA.51

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥96%
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [NaH].[P](=O)(O[P](=O)(OCC1OC(CC1O)N2C=C(C(=O)NC2=O)C)O)(O[P](=O)(O)O)O
• InChI: 1S/C10H17N2O14P3.Na.H/c1-5-3-12(10(15)11-9(5)14)8-2-6(13)7(24-8)4-23-28(19,20)26-29(21,22)25-27(16,17)18;;/h3,6-8,13H,2,4H2,1H3,(H,19,20)(H,21,22)(H,11,14,15)(H2,16,17,18);;
• InChI Key: KAELIXTVSANDSE-UHFFFAOYSA-N

詳細

アプリケーション

チミジン5′-三リン酸ナトリウム塩は、次の用途で使用されています：

• 多重アプタマー/GO-nS複合体に基づくデュアルアプタマー・マルチプルヌクレオチド検出のためのクエンチング能試験
• Escherichia coli（大腸菌）の中央代謝におけるタンパク質・代謝産物相互作用の研究
• AM-毒素プライマーを用いるポリメラーゼ連鎖反応（PCR）産物形成

チミジン5′-三リン酸（dTTP）は、デオキシアデノシン5'-三リン酸（dATP）、デオキシグアノシン5'-三リン酸（dGTP）およびデオキシシトシン5'-三リン酸（dCTP）とともにDNAポリメラーゼおよび逆転写酵素によるデオキシリボ核酸の生合成に使用される4つの天然デオキシヌクレオチドの1つです。デオキシ-TTPは、チミジン-トリホスファターゼ（EC 3.6.1.39）およびその他のdTTP加水分解活性の特異性と速度論を研究するための基質としても使用できます。

生物化学的／生理学的作用

チミジン三リン酸は、DNAのビルティングブロックです。他のヌクレオチドの′代謝のアロステリック調節因子です。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable