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Merck

T4528

Sigma-Aldrich

チオグルコシダーゼ Sinapis alba(シロガラシ)種子由来

≥100 units/g solid

別名:

グルコシノラーゼ, チオグルコシドグルコヒドロラーゼ, ミロシナーゼ

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About This Item

CAS番号:
Enzyme Commission number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352204
NACRES:
NA.54

由来生物

plant seeds (Sinapis alba)

品質水準

形状

solid

比活性

≥100 units/g solid

保管温度

−20°C

詳細

チオグルコシダーゼ(ミロシナーゼとも呼ばれる)は、グルコシノレートを含まないミロシン細胞に存在します。この酵素は、ガーデンクレス(Lepidium sativum)、シロガラシ(L. Sinapis alba)、セイヨウアブラナ(Brassica napus)など、いくつかの植物源から得られます。

アプリケーション

シロガラシ(Sinapis alba)種子由来のチオグルコシダーゼは、ミロシナーゼ活性を定量するための標準品として、また、植物サンプルのグルコシノレートのカラム分析で使用されています。
チオグルコシダーゼは、アブラナ属 (Brassica) 種のグルコシノレート含量をスクリーニングする研究に用いられています。 シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の硫黄欠乏反応におけるオーキシンの負の調整作用を調べる研究でも用いられています。

生物化学的/生理学的作用

チオグルコシダーゼの研究は、その経済的な重要性や癌予防のメリットのために、主にアブラナ科の作物を対象としたものとなっています。
ミロシナーゼは多くの細菌や真菌、食用植物(アブラナ科(BrassicaceaeまたはCruciferae)を含む)に存在します。この酵素はグルコシノラート基質のS-グルコシド結合を加水分解して不安定なアグリコンを生じ、それが硫酸の離脱を伴いながら主にイソチオシアナートへと転位しますが、チオシアナートおよびニトリルも生じます。脂肪族および芳香族グルコシノラートから生成されたイソチオシアナート産物の多くは、癌に対する化学予防特性をもっています。

単位の定義

1ユニットは、pH 6.0、25°C、1分間で、1.0 μmolのグルコースをシニグリンから生成する酵素量です。

ピクトグラム

Health hazard

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Resp. Sens. 1

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

T4528-25UN:
T4528-100UN:
T4528-200UN:
T4528-BULK:
T4528-VAR:


試験成績書(COA)

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Plant molecular biology, 63(2), 221-235 (2006-10-26)
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Oliviero T, et al.
Molecular Nutrition And Food Research, 62(18), 1700837-1700837 (2018)
Chemical defence and toxins of plants
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Si-Jun Zheng et al.
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ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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