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Merck
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主要文書

安全性情報

ZRB1330

Sigma-Aldrich

抗N1-ホスホヒスチジン(1-pHis)抗体 クローンSC1-1 ZooMAb®ウサギ・モノクローナル

enhanced validation
greener alternative

recombinant, expressed in HEK 293 cells

別名:

ホスホヒスチジン

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
NACRES:
NA.43

由来生物

rabbit (recombinant)

品質水準

リコンビナント

expressed in HEK 293 cells

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

purified antibody

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

SC1-1, monoclonal
recombinant monoclonal

製品種目

ZooMAb® learn more

形状

lyophilized

分子量

calculated mol wt ( May vary depending on the histidine-phosphorylated proteins.)
observed mol wt ~45 kDa

化学種の反応性

human

包装

antibody small pack of 25 μL

環境により配慮した代替製品の特徴

Waste Prevention
Designing Safer Chemicals
Design for Energy Efficiency
Learn more about the Principles of Green Chemistry.

強化検証

recombinant expression
Learn more about Antibody Enhanced Validation

sustainability

Greener Alternative Product

テクニック

western blot: suitable using 1:1,000

アイソタイプ

IgG

環境により配慮した代替製品カテゴリ

輸送温度

ambient

保管温度

2-8°C

ターゲットの翻訳後修飾

phosphorylation (N1-pHis)

詳細

ZooMAb抗体は、全く新しい次世代のリコンビナント・モノクローナル抗体です。

すべてのZooMAb抗体はメルク独自のリコンビナント発現システムを用いて製造され、均一に精製され、安定で高い再現性のバッチ一貫性を提供するために細部にわたって管理されています。研究者の皆様に使用していただけるように、優れたパフォーマンスのクローンを選抜して販売しています。また、すべての抗体において、そのターゲットで最もよく利用されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションで、高い特異性と親和性を検証しています。次世代の抗体ZooMAbリコンビナント抗体を是非ご利用ください。

ZooMAbの詳細についてはこちらをご覧ください。
メルクは、グリーンケミストリーの12原則の1つ以上に則った、より環境に配慮した製品(グリーン代替品)をお客様にお届けできるよう最善の努力をします。この抗体は、保存剤を含まず、動物への危害や犠牲を伴わずに生産され、必要に応じて周囲環境で発送および保存できる卓越した安定性を有するため、「廃棄物抑制」、「安全性の高い化学物質のデザイン」および「エネルギー効率のためのデザイン」に合致しています。 詳細はこちらをクリックしてください。

特異性

クローンSC1-1は、イミダゾール環のN1にリン酸化したヒスチジン(1-pHis)を有するタンパク質を特異的に検出しますが、3-pHisは検出しないZooMAbウサギ・リコンビナント・モノクローナル抗体です。

免疫原

非加水分解性ホスホヒスチジンアナログの1-pTzaを有するKLH結合体のランダムペプチドライブラリ-。

アプリケーション

抗N1-ホスホヒスチジン(1-pHis) クローンSC1-1 ZooMAb(カタログ番号:ZRB1330)は、N1-ホスホヒスチジンを検出するリコンビナント・ウサギ・モノクローナル抗体で、ウェスタンブロッティングでテストされています。

ターゲットの説明

リン酸化は、細胞のタンパク質活性およびさまざまな細胞シグナリングイベントの制御において重要な役割を担っています。ホスホヒスチジン(pHis)の検出に利用できるツールには限りがあるため、ほとんどの研究はセリン、トレオニンおよびチロシンのリン酸化が中心となっています。ヒスチジンのリン酸化は、イミダゾール環のN1(1-pHis)およびN3(3-pHis)で生じます。1-pHisおよび3-pHisの安定ホスホリルトリアゾリルアラニンアナログ(1-pTzaおよび3-pTza)を有するペプチドの開発によって、シグナリングイベントにおけるヒスチジンN1およびN3のリン酸化を研究するための抗体の産生が可能となっています。がんおよび腫瘍転移におけるHisキナーゼに関連するエビデンスは増加しており、最初に同定された転移抑制遺伝子は、2つの既知の哺乳類Hisキナーゼのうちの1つNm23-H1(別名:NME1、ヌクレオシド二リン酸キナーゼまたはNDPK-A)です。Nm23-H1/NME1および極めて類縁のNm23-H2(NME2/NDPK-B)は、1-pHis酵素中間体を介して、ATPからヌクレオシド二リン酸(NDP)へのリン酸の転移を触媒します。Nm23-H1/-H2は、Hisキナーゼ活性も有し、活性部位のpHisから標的タンパク質のHisにリン酸を転移します。ホスホグリセリン酸ムターゼ(PGAM)、スクシニルCoA合成酵素(SCS)およびATPクエン酸リアーゼ(ACL)といった代謝酵素も、酵素中間体としてpHisを使用します。NME1/2とは異なり、PGAMは、酵素中間体として3-pHisを使用します。真核生物だけでなく、化学走性に関与する細菌の2成分のシグナル伝達経路でもヒスチジンのリン酸化がよく知られていますが、リン酸は受容体/センサータンパク質で形成されたpHisから受容体反応制御タンパク質のAsp残基に転移し、受容体/センサータンパク質は実質的にアスパラギン酸キナーゼとして機能します。メルクの独自技術で生成したこのZooMAbリコンビナント・モノクローナル抗体は、従来のモノクローナル抗体よりも大幅に増強された特異性、親和性、再現性、および安定性をもたらします。

物理的形状

5%トレハロースを含むPBSで凍結乾燥された精製リコンビナント・ウサギ・モノクローナルIgG抗体で、通常の外観は粗いまたは半透明の樹脂。殺生物剤や、アジ化ナトリウムや動物由来の防腐剤は含まれていません。大きい容量の包装は25 μLの基本サイズを複数本にしてお送りします。

再構成

25 μLで溶解後、300 μg/mL。アプリケーションおよびサンプルタイプごとの推奨する開始希釈および/または力価に関するガイダンスを参照してください。

保管および安定性

凍結乾燥製品は2~8℃で保存することを推奨します。溶解する前に、バイアルを短時間微量遠心して、バイアルの底に材料を沈降させてください。25 μLのろ過された実験室グレードの水またはPBSを加えて溶解します。溶解した抗体は、2~8℃で、または長期保存のために-20℃で保存できます。 凍結融解を繰り返さないでください。

法的情報

ZooMAb is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、私たちの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

ZRB1330-2X25UL:
ZRB1330-25UL:
ZRB1330-3X25UL:
ZRB1330-4X25UL:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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Jane E Schulte et al.
The Journal of biological chemistry, 296, 100090-100090 (2020-11-18)
Histidine phosphorylation is a posttranslational modification that alters protein function and also serves as an intermediate of phosphoryl transfer. Although phosphohistidine is relatively unstable, enzymatic dephosphorylation of this residue is apparently needed in some contexts, since both prokaryotic and eukaryotic

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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