P14831

フェノチアジン

≥98%

• 別名: ジベンゾ-1,4-チアジン, チオジフェニルアミン, 10H-フェノチアジン
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₂H₉NS
• CAS番号: 92-84-2
• 分子量: 199.27
• Beilstein: 143237
• EC Number: 202-196-5
• MDL番号: MFCD00005015
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 24898205
• NACRES: NA.23
• アッセイ: ≥98%
• bp: 371 °C (lit.)

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98%
• bp: 371 °C (lit.)
• mp: 182-187 °C (lit.)
• SMILES記法: N1c2ccccc2Sc3ccccc13
• InChI: 1S/C12H9NS/c1-3-7-11-9(5-1)13-10-6-2-4-8-12(10)14-11/h1-8,13H
• InChI Key: WJFKNYWRSNBZNX-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

フェノチアジンは、複数の修飾部位があるため、容易に官能基が付加できる多用途の構成要素です。そのユニークなバタフライ構造と電子が豊富な特性は、光電子用途で潜在的に有益です。高速かつ可逆的な電子移動反応が可能なため、有機発光デバイスや太陽電池の光活性材料として広く使用されています。

アプリケーション

フェノチアジンは、以下に使用できます。

• C-N結合によりカルバゾールに結合すると、有機発光デバイスの正孔移動度と熱安定性が向上します。
• CMA（カルベン-金属-アミド）ベースの白色発光OLEDの製造に使用されます。
• ジアルデヒドモノマーの合成における出発物質として使用されます。このジアルデヒドモノマーを用いて共役コポリマーを調製し、PLEDの発光層として応用できます。
• 発光デバイスの開発では、共役デンドリマー合成の構成要素として使用されました。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS08,GHS07,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H317,H373,H410
• 注意書き: P260 - P273 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P314
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 1 - Skin Sens. 1 - STOT RE 2 Oral
• ターゲットの組織: Blood
• 保管分類コード: 13 - Non Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Faceshields, Gloves