19899

CHAPS 100 mM 溶液

• 別名: CHAPS 溶液
• 実験式（ヒル表記法）: C₃₂H₅₈N₂O₇S
• CAS番号: 75621-03-3
• 分子量: 614.88
• MDL番号: MFCD00012116
• UNSPSCコード: 12161902
• PubChem Substance ID: 57647807
• NACRES: NA.25

特性

• 詳細: zwitterionic
• 品質水準: 100
• フォーム: liquid
• 分子量: 614.88 g/mol
• 濃度: 100 mM in H₂O
• テクニック: protein quantification: suitable
• CMC: 8 mM
• 転移温度: cloud point >100 °C
• 密度: 1.01 g/mL at 20 °C
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: C[C@H](CCC(=O)NCCC[N+](C)(C)CCCS([O-])(=O)=O)[C@H]1CC[C@H]2[C@@H]3[C@H](O)CC4C[C@H](O)CC[C@]4(C)[C@H]3C[C@H](O)[C@]12C
• InChI: 1S/C32H58N2O7S/c1-21(8-11-29(38)33-14-6-15-34(4,5)16-7-17-42(39,40)41)24-9-10-25-30-26(20-28(37)32(24,25)3)31(2)13-12-23(35)18-22(31)19-27(30)36/h21-28,30,35-37H,6-20H2,1-5H3,(H-,33,38,39,40,41)/t21-,22?,23-,24-,25+,26+,27-,28+,30+,31+,32-/m1/s1
• InChI Key: UMCMPZBLKLEWAF-RFCNGIAKSA-N

詳細

詳細

3-[(3-コラミドプロピル)ジメチルアンモニオ]-1-プロパンスルホン酸塩（CHAPS）は生体親和性の界面活性剤です。3個の水酸基を有する疎水性コレステロール様骨格と双性イオン性脂肪族尾部を有するコール酸の誘導体です。

アプリケーション

CHAPS 100 mM溶液は、ヤギ子宮内膜上皮細胞（EEC）および肝臓組織からタンパク質を抽出するための溶解バッファーの成分として使用されています。

生物化学的／生理学的作用

3-[(3-コラミドプロピルジメチルアンモニオ]-1-プロパンスルホン酸塩（CHAPS）は、スルホベタイン型界面活性剤および胆汁酸塩の両方の特性を示します。プロテオミクス解析や膜タンパク質の脂質小胞（プロテオリポソーム）への再構成のためのタンパク質抽出プロセスに関与しています。CHAPSは膜タンパク質の生化学的分析や受容体の単離・精製に広く用いられています。生体適合性を有し、非荷電性、非変性、脱凝集特性を有することから、医薬品として簡便に使用されています。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves