A9511

アルブミン ヒト血清由来

lyophilized powder, ≥97% (agarose gel electrophoresis)

• 別名: HSA
• CAS番号: 70024-90-7
• EC Number: 274-272-6
• MDL番号: MFCD00081418
• UNSPSCコード: 12352202
• eCl@ss: 42010201
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: human
• 品質水準: 300
• アッセイ: ≥97% (agarose gel electrophoresis)
• 形状: lyophilized powder
• 分子量: monomer calculated mol wt 66478 Da
• テクニック: ELISA: suitable; tissue culture: suitable; western blot: suitable
• 不純物: HIV I and HIVII, HCV and HBsAg, tested negative
• 溶解性: H₂O: soluble 50 mg/mL
• UniProtアクセッション番号: P02768
• 保管温度: 2-8°C
• InChI: 1S/C3F8/c4-1(5,2(6,7)8)3(9,10)11
• InChI Key: QYSGYZVSCZSLHT-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... ALB(213)

詳細

詳細

アルブミンは、血漿中で最も豊富に存在するタンパク質です。肝臓はヒトアルブミンを産生します。

ヒトアルブミンの分子量は67 kDaです。

アプリケーション

アルブミン結合蛍光は慢性腎不全患者の血清中で使用されました。

ヒト血清由来のアルブミンは以下の用途に使用されています：

• 分子排除クロマトグラフィーのカラムの標準化
• タバコモザイクウイルス（TMV）-ポリエチレングリコール（PEG8）-血清アルブミン（SA）粒子の調製
• フェントンシステムを用いた酸化後の修飾の分析

生物化学的／生理学的作用

アルブミン代謝回転は、鉄欠乏性貧血の乳児に認められます。血清アルブミンは、信頼できる肝疾患の予後指標です。アルブミンの酸化的修飾は、進行した肝疾患で認められます。

血清アルブミンはステロイド、脂肪酸、甲状腺ホルモンの担体タンパク質として機能し、血液のコロイド浸透圧の調節にも不可欠です。またアルブミンは、薬物(イブプロフェン、ワルファリンなど)を始めとした外因性物質に結合し、薬物動態に強く影響を及ぼします。アルブミンの酸化還元状態の変化につながる酸化ストレスは、その生理機能に様々な影響を及ぼします。

調製ノート

Cohn, E.J., et al., J. Am. Chem. Soc., 69, 1753 (1947)に記載の方法IVに従って調製しました。

その他情報

より詳細な情報につきましては、human serum albuminをご覧ください。

免責事項

研究用途に限ります。本製品は、輸出入活動を含めて、科学的な目的で使用することを意図した場合、フランスにおいて規制されます（フランス公衆衛生法Article L 1211-1 paragraph 2）。購入者（すなわちエンドユーザー）は、公衆衛生法Article L1245-5-1 IIの記載に従い、フランス研究省から輸入許可を得る必要があります。本製品を注文することにより、適切な輸入許可を取得していることを確認することになります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves