C8138

クロルプロマジン 塩酸塩

≥98% (TLC), powder, D2 dopamine receptor antagonist

• 別名: 2-クロロ-10-(3-ジメチルアミノプロピル)フェノチアジン 塩酸塩, CPZ, ラーガクティル
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₇H₁₉ClN₂S · HCl
• CAS番号: 69-09-0
• 分子量: 355.33
• Beilstein: 3779989
• EC Number: 200-701-3
• MDL番号: MFCD00012654
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 57654045
• NACRES: NA.77

特性

• product name: クロルプロマジン 塩酸塩, ≥98% (TLC)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (TLC)
• 形状: powder
• mp: 194-196 °C
• 溶解性: water: 50 mg/mL
• オーガナイザー: GlaxoSmithKline
• SMILES記法: Cl[H].CN(C)CCCN1c2ccccc2Sc3ccc(Cl)cc13
• InChI: 1S/C17H19ClN2S.ClH/c1-19(2)10-5-11-20-14-6-3-4-7-16(14)21-17-9-8-13(18)12-15(17)20;/h3-4,6-9,12H,5,10-11H2,1-2H3;1H
• InChI Key: FBSMERQALIEGJT-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... DRD2(1813) , DRD3(1814) , DRD4(1815) , HRH1(3269) , HTR2A(3356)

詳細

アプリケーション

クロルプロマジン塩酸塩は以下の用途に使用されています：

• カルモジュリンキナーゼアンタゴニスト
• ヒト肺微小血管内皮細胞（HMVEC-L）における細胞傷害性作用を検査するための培地サプリメント
• RAW 264.7細胞におけるクラスリン媒介エンドサイトーシスの阻害剤

ヘモグロビンやペルオキシダーゼの微量定量において、ベンジジン、o-ジアニシジン、o-トリジンの代わりに用いられます。

生物化学的／生理学的作用

クロルプロマジンは、白血病細胞に対する細胞毒性と抗増殖活性がありますが、正常なリンパ球の生存率には影響を与えません。

フェノチアジン系抗精神病薬であり、D₂ドーパミンレセプターおよびH₁ヒスタミンレセプターのアンタゴニストです。サイクリックヌクレオチドホスホジエステラーゼやNOシンターゼによるカルモジュリン依存性刺激作用を阻害します。

特徴および利点

本化合物は、グラクソ・スミスクラインによって開発されました。製薬会社が開発したその他の化合物と承認医薬品／医薬品候補のリストをご覧になるには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H301,H330
• 注意書き: P260 - P264 - P270 - P271 - P284 - P304 + P340 + P310
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 1 Inhalation - Acute Tox. 3 Oral
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges