ESPCAS9PRO

eSpCas9タンパク質

from Streptococcus pyogenes with mutations conferring enhanced specificity, recombinant, expressed in E. coli, 1X NLS

• 別名: eCas9, eSpCas9, eSpCas9 1.1, eSpyCas9, 特異性強化Cas9
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.51

特性

• リコンビナント: expressed in E. coli
• 品質水準: 300
• アッセイ: ≥95% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized powder
• 包装: pkg of 1 kit (3 components)
• アプリケーション: CRISPR
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

Streptococcus pyogenes由来のリコンビナントeSpCas9タンパク質（約160 Kd）は、遺伝子組み換え実験用の、すぐに使用できる試薬です。eSpCas9タンパク質は、ターゲット特異的なガイドRNAと組み合わせることで、培養細胞のトランスフェクションや、一細胞胚注入による遺伝子改変動物の開発に適したターゲットヌクレアーゼとして機能します。

アプリケーション

機能ゲノミクス／標的バリデーション／ゲノム編集

特徴および利点

• 野生型Cas9よりも強化された特異性
• 高活性
• 注入およびトランスフェクトにすぐに使用できる

包装

50 gパッケージ
250 gパッケージ

構成

各キットは以下で構成されています：

• eSpCas9リコンビナントタンパク質1バイアル
• 1 mLの1 x 希釈バッファー1バイアル
• 1 mLのグリセロール含有ヌクレアーゼフリー水1バイアル

原理

新規に組み換えたeSpCas9は、確立されたCRISPRシステムの効率的なターゲット遺伝子編集が可能であり、オフターゲット効果を抑える利点を持っています。Slaymakerらによって報告された、SpCas9のクロモソーム結合モチーフにおける点変異が、切断効率をロスすることなく、より高いオンターゲットフィデリティを提供します。

再構成

凍結乾燥したS. pyogenes eSpCas9 タンパク質は、希望する濃度になるまで付属の溶解液に再懸濁して保存してください。チューブを穏やかに叩いて凍結乾燥粉末を完全に溶解させ、氷上で10分間インキュベートし、チューブを遠心して材料をチューブの底に移動させます。

その他情報

gRNAの注文には、弊社のCRISPR選択ツールをご使用ください

弊社の他のMISSION^® Cas9タンパク質につきましては、SigmaAldrich.com/CRISPRproteinsをご確認ください。

法的情報

CRISPR使用許諾契約

MISSION is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

キットの構成要素のみ

• Enhanced specificity Cas9-NLS from Streptococcus pyogenes, expressed in Escherichia coli
• Dilution buffer for Cas9 proteins
• Reconstitution solution for Cas9 proteins

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable