L2626

リノレン酸メチル

≥99% (GC)

• 別名: cis,cis,cis-9,12,15-オクタデカトリエン酸メチル, リノレン酸メチルエステル
• 化学式: CH₃(CH₂CH=CH)₃(CH₂)₇COOCH₃
• CAS番号: 301-00-8
• 分子量: 292.46
• Beilstein: 1728194
• EC Number: 206-102-3
• MDL番号: MFCD00135851
• UNSPSCコード: 12352211
• PubChem Substance ID: 24896319
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: plant
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥99% (GC)
• 形状: liquid
• 屈折率: n20/D 1.470 (lit.)
• bp: 182 °C/3 mmHg (lit.)
• 密度: 0.895 g/mL at 25 °C (lit.)
• 官能基: ester
• 脂質タイプ: unsaturated FAs
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CC\C=C/C\C=C/C\C=C/CCCCCCCC(=O)OC
• InChI: 1S/C19H32O2/c1-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-13-14-15-16-17-18-19(20)21-2/h4-5,7-8,10-11H,3,6,9,12-18H2,1-2H3/b5-4-,8-7-,11-10-
• InChI Key: DVWSXZIHSUZZKJ-YSTUJMKBSA-N

詳細

アプリケーション

• 外因性ジャスモン酸が、イネの LOX3 ノックアウトによるいもち病抵抗性の低下を緩和：この研究では、イネのいもち病抵抗性を高める上で、リノレン酸メチルと関連するジャスモン酸の役割について調査しています。ジャスモン酸を外部から投与することで、LOX3 ノックアウトによる抵抗性の低下を回復できることが分かり、植物の病害管理戦略への洞察が得られました（Su et al., 2023）。


• （13）C 同位体標識アレロケミカルが侵略的植物 Alternanthera philoxeroides の成長に及ぼす影響：この研究では、（13）C-標識リノレン酸メチルを用いて、侵略的植物種に対するアレロケミカルの効果を追跡しました。その結果、植物の成長に著しい影響があることが示され、侵略的種の制御への潜在的な応用が示唆されました（Hua et al., 2023）。

生物化学的／生理学的作用

ポリ不飽和脂肪酸（PUFA）であるリノレン酸メチルは、不飽和脂肪酸の酸化／過酸化機構と予防の研究に使用されます。リノレン酸メチルは、抗メラニン形成活性による美白剤としての可能性が研究されています。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): 235.4 °F - closed cup
• 引火点(℃): 113.0 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, multi-purpose combination respirator cartridge (US)