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Merck

L2895

Sigma-Aldrich

レクチン バンデイラエアシンプリシフォリア(Bandeiraea simplicifolia(Griffonia simplicifolia))由来

Isolectin B4 (BSI-B4), FITC conjugate, lyophilized powder

別名:

BS-I, バンデイラエア・シンプリシフォリア凝集素

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About This Item

UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.32

結合体

FITC conjugate

品質水準

形状

lyophilized powder

有効性

<50 μg per mL agglutination activity (using human blood group B erythrocytes)

組成

Protein, ≥70% Lowry (balance sodium citrate)

標識化の程度

≥1 mol FITC per mol lectin

保管温度

2-8°C

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詳細

レクチンは、糖結合性のタンパク質であり、真菌、植物、および動物に偏在します。レクチンの構造は、植物や動物において幅広く研究されています。このタンパク質の二次構造は、βらせんに富んでおり、その表面に糖結合部位を持っています。

アプリケーション

Bandeiraea simplicifoliaGriffonia simplicifolia)由来のレクチンは、マウスの培養アストロサイトにおいて、レクチンBS1-B4での培養染色によるミクログリアの検出に使用されています。 また、組織切片用の染色溶液の調製にも使用されています。

生物化学的/生理学的作用

レクチンは、複合糖質の解析、イメージング、およびターゲッティングに有用であることが知られています。マイクロアッセイでの使用は、そのオリゴ糖、糖タンパク質、および糖脂質への特異的な相互作用によって、効率的なグライコームプロファイリングを可能にします。植物や真菌において、レクチンは、病原菌やフィーダーに対する保護作用を示します。レクチンは、宿主認識や組織接着に関与し、微生物の感染を助けます。
BS-Iは、末端のα-D-ガラクトース残基に最も強く、次に末端のN-アセチルα-D-ガラクトース残基に親和性を示します。

包装

容量はLowry法で測定したタンパク質含量を基準にしています。

その他情報

BS-Iは、A・Bと呼ばれる2種類のサブユニットからなる四量体のレクチンです。BS-Iにはサブユニットの組成が異なる5種類のイソレクチンが存在し、それぞれBSI-B4, BSI-AB3, BSI-A2B2, BSI-A3B, BSI-A4と呼ばれます。BSI-B4はB型血液に特異的で末端α-D-ガラクトシル残基だけに親和性を示しますが、一方、BSI-A4はA型血液に特異的で、末端N-アセチル-α-D-ガラクトサミニル残基に主要な親和性を有しています。

アナリシスノート

凝集活性は、μg/mLの単位で表され、レクチン、カルシウム、マグネシウム、およびマンガンをそれぞれ異なる濃度で含むリン酸緩衝生理食塩水(pH  6.8)を用いた1 mg/mL溶液を段階希釈して決定します。凝集活性は、25°Cで1時間インキュベートしたときに、適切な赤血球の2%懸濁液を凝集させる最低濃度として示されます。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

L2895-1MG:
L2895-VAR:
L2895-.2MG:
L2895-.2MG-PW:
L2895-BULK:
L2895-1MG-PW:


試験成績書(COA)

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