M7949

マイトマイシンC Streptomyces caespitosus由来

≥98% (HPLC), potency: ≥970 μg per mg (USP XXIV), γ-irradiated, suitable for cell culture

• 実験式（ヒル表記法）: C₁₅H₁₈N₄O₅
• CAS番号: 50-07-7
• 分子量: 334.33
• Beilstein: 7231816
• EC Number: 200-008-6
• MDL番号: MFCD00078109
• UNSPSCコード: 51102829
• PubChem Substance ID: 329818045
• NACRES: NA.85

特性

• 由来生物: Streptomyces caespitosus
• 品質水準: 200
• 無菌性: γ-irradiated
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• 形状: powder or crystals
• 有効性: ≥970 μg per mg (USP XXIV)
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 色: dark blue
• mp: >360 °C
• 溶解性: DMSO: 1.0 mg/mL
• 抗生物質活性スペクトル: Gram-negative bacteria; Gram-positive bacteria; neoplastics
• 作用機序: DNA synthesis | interferes
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: [H][C@]12CN3C4=C([C@@H](COC(N)=O)[C@@]3(OC)[C@@]1([H])N2)C(=O)C(N)=C(C)C4=O
• InChI: 1S/C15H18N4O5/c1-5-9(16)12(21)8-6(4-24-14(17)22)15(23-2)13-7(18-13)3-19(15)10(8)11(5)20/h6-7,13,18H,3-4,16H2,1-2H3,(H2,17,22)/t6-,7+,13+,15-/m1/s1
• InChI Key: NWIBSHFKIJFRCO-WUDYKRTCSA-N

詳細

アプリケーション

マイトマイシンCはアクチノマイセス属に属する１つの株（Streptomyces caespitosus）によって作り出されます。マイトマイシンC は３つの抗癌部位（キニーネ、ウレタン、アジリジン基）を備えています。 胚性幹細胞システムで使用する有糸分裂的に不活性な線維芽細胞などの、細胞培養システムにおける不活性フィーダー細胞の生成に使用されます。

生物化学的／生理学的作用

作用機序：本製品は、グアニンヌクレオシド配列5'-CpG-3′を特異的な標的とする、アルキル化試薬です。DNAと共有結合的に反応することによってDNA合成を阻害し、相補的なDNA鎖間に架橋を形成します。 この相互作用は、相補的DNA鎖の分離を阻害し、DNAの複製を阻害します。

抗菌スペクトル：マイトマイシンCは、特にEhrlich腹水腫瘍細胞に対する強い抗癌活性を持ち、グラム陽性およびグラム陰性菌に対する強い抗菌活性を持っています。

注意

ストック溶液は、ろ過滅菌し、2～8℃で暗所保存してください。 pH 6～9の溶液は、0～5℃で最長1週間保存できますが、沈殿が生じた場合は新しい溶液を調製してください - 沈殿が生じた溶液は細胞に対して毒性があることが実証されています。

調製ノート

マイトマイシンCは1.0 mg/mLでDMSOに可溶です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300,H351
• 注意書き: P201 - P202 - P264 - P270 - P280 - P301 + P310
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 2 Oral - Carc. 2
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable