N5501

N_ω-ニトロ-L-アルギニン

≥98% (TLC)

• 別名: L-NNA, N⁵-(ニトロアミジノ)-L-2,5-ジアミノペンタン酸, N^G-NO₂-L-Arg
• 実験式（ヒル表記法）: C₆H₁₃N₅O₄
• CAS番号: 2149-70-4
• 分子量: 219.20
• Beilstein: 1728914
• EC Number: 218-418-9
• MDL番号: MFCD00007033
• UNSPSCコード: 12352209
• PubChem Substance ID: 24278010
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: synthetic
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (TLC)
• 形状: powder
• mp: 257 °C
• 溶解性: 1 M HCl: 50 mg/mL, clear, colorless to faintly yellow
• SMILES記法: N[C@@H](CCCNC(=N)N[N+]([O-])=O)C(O)=O
• InChI: 1S/C6H13N5O4/c7-4(5(12)13)2-1-3-9-6(8)10-11(14)15/h4H,1-3,7H2,(H,12,13)(H3,8,9,10)/t4-/m0/s1
• InChI Key: MRAUNPAHJZDYCK-BYPYZUCNSA-N
• 遺伝子情報: human ... NOS1(4842) , NOS2(4843) , NOS2B(201288) , NOS2C(645740) , NOS3(4846) ; mouse ... Nos2(18126) ; rat ... Grin2a(24409) , Nos1(24598)

詳細

アプリケーション

N_ω-ニトロ-L-アルギニンは以下に使用されています。

• チトクロームC還元アッセイで一酸化窒素（NO）誘導体の放出を測定するための一酸化窒素シンターゼ（NOS）阻害剤として。
• 収縮研究のために繊維束を前処理するため。
• Taxus yunnanensis細胞におけるNOの生成を特徴付けるNOS阻害剤として。
• 浮袋作製をプレインキュベートするための、ニューロンNOシンターゼ（nNOS）の不可逆的阻害剤として。

生物化学的／生理学的作用

N_ω-ニトロ-L-アルギニン/L-NNAは、高炭酸ガス症により発生する皮質充血および脳cGMPのレベルを低下させるのに役立ちます。

恒常型NO合成酵素 (nNOS) の不可逆的インヒビタ-であり、誘導型NO合成酵素 (iNOS) の可逆的インヒビタ-です。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のNitric Oxide Synthases（一酸化窒素シンターゼ）のページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)