P7943

L-α-ホスファチジルエタノールアミン from egg yolk

Type III, ≥97% (TLC), lyophilized powder

• 別名: 1,2-ジアシル-sn-グリセロ-3-ホスホエタノールアミン, L-α-セファリン
• CAS番号: 39382-08-6
• EC Number: 254-438-4
• MDL番号: MFCD00146357
• UNSPSCコード: 51191904
• NACRES: NA.25

特性

• 由来生物: egg yolk
• 品質水準: 200
• タイプ: Type III
• アッセイ: ≥97% (TLC)
• フォーム: lyophilized powder
• 官能基: phospholipid
• 脂質タイプ: phosphoglycerides
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: [P](=O)(OC[C@H](OC(=O)CCCCCCCCCCCCCCCCCCC)COC(=O)CCCCCCCCCCCCCC)(OCCN)O
• InChI: 1S/C40H80NO8P/c1-3-5-7-9-11-13-15-17-18-19-20-21-23-25-27-29-31-33-40(43)49-38(37-48-50(44,45)47-35-34-41)36-46-39(42)32-30-28-26-24-22-16-14-12-10-8-6-4-2/h38H,3-37,41H2,1-2H3,(H,44,45)/t38-/m1/s1
• InChI Key: NJGIRBISCGPRPF-KXQOOQHDSA-N

詳細

詳細

卵黄由来L-α--ホスファチジルエタノールアミンは、不飽和脂肪酸含量が高く、ラジカル捕捉活性を引き起こします。L-α--ホスファチジルエタノールアミン（PE）は膜リン脂質であり、ホスファチジルセリン合成酵素2の存在下でホスファチジルセリンへと相互転換されます。PEは、膜の構造的な完全性を維持するために不可欠です。これは、動物、植物および酵母で2番目に豊富なリン脂質であり、細菌では主要な脂質です。これは、哺乳類ではミトコンドリアで合成されます。

アプリケーション

卵黄由来L-α-ホスファチジルエタノールアミンは、下記の用途で使用されています：

• 巨大単層ベシクル（GUV）合成のための脂質混合液の成分として
• Hela細胞由来の粗スフィンゴミエリン合成酵素関連タンパク質を用いたセラミドホスホエタノールアミン（CPE）合成酵素アッセイ
• マウス足底筋ホモジネート中の脂質の定量のための検量線作成

包装

アルゴン封入しています。

注意

調製時の純度は97~99%です。溶液を室温に放置すると、1日に0.3~0.5%分解します。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)