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Merck

P8765

Sigma-Aldrich

アンモニウムピロリジンジチオカルバメート

~99%

別名:

1-ピロリジンカルボジチオ酸 アンモニウム塩, APDC, PDC, PDTC, ピロリジンカルボジチオ酸アンモニウム

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About This Item

化学式:
C5H9NS2 · NH3
CAS番号:
分子量:
164.29
Beilstein:
3730472
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352107
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.77

由来生物

microbial

品質水準

アッセイ

~99%

形状

(powderor powder with lumps)

mp

153-155 °C (lit.)

溶解性

water: 50 mg/mL, clear to very slightly hazy, colorless to faintly yellow

保管温度

2-8°C

SMILES記法

N.SC(=S)N1CCCC1

InChI

1S/C5H9NS2.H3N/c7-5(8)6-3-1-2-4-6;/h1-4H2,(H,7,8);1H3

InChI Key

MDDIUTVUBYEEEM-UHFFFAOYSA-N

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詳細

アンモニウムピロリジンジチオカルバメートは核因子κB(NF- κB)阻害剤です。本化合物はキレート剤としての機能を有し、溶液から微量金属の予備濃縮が可能となります。ピロリジンジチオカルバメート(PDTC)は抗酸化作用を有します。本化合物は、リンパ球、ニューロン、及び血管内皮細胞のアポトーシスを抑制します。

アプリケーション

アンモニウムピロリジンジチオカルバメートは、以下の用途に使用されています:
  • ヒト単核球における核因子κB(NF-κB)動員及びTNF(腫瘍壊死因子)産生の抑制
  • ラットにおける好中球活性の低下
  • アドリアマイシン(ADR)処理ポドサイトへのCa2+流入の阻害

ヒト脳細胞におけるマイクロRNA-146aプロモータールシフェラーゼレポーター活性の無効化

生物化学的/生理学的作用

一酸化窒素シンセターゼ(NOS)のmRNAの翻訳を阻害することで、NOSの誘導を妨げます。ラット平滑筋細胞ではアポトーシスを誘導し、HL-60白血病細胞ではアポトーシスを阻害します。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

P8765-1G:
P8765-5G:
P8765-25G:
P8765-100G:
P8765-VAR:
P8765-BULK:


試験成績書(COA)

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