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Merck

P8825

Sigma-Aldrich

モノクロナール抗増殖細胞核抗原 マウス宿主抗体

clone PC 10, ascites fluid

別名:

モノクロナール抗増殖細胞核抗原, 抗PCNA抗体

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
NACRES:
NA.41

由来生物

mouse

品質水準

結合体

unconjugated

抗体製品の状態

ascites fluid

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

PC 10, monoclonal

含みます

15 mM sodium azide

化学種の反応性

human, monkey, insect, yeast
rat, mouse

包装

antibody small pack of 25 μL

テクニック

flow cytometry: suitable
immunocytochemistry: suitable
immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): 1:3,000 using human tonsil sections
immunohistochemistry (frozen sections): suitable
immunoprecipitation (IP): suitable
indirect ELISA: suitable
microarray: suitable
western blot: 1:3,000 using HS-68 human foreskin- cell extract

アイソタイプ

IgG2a

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

保管温度

−20°C

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... PCNA(5111)

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詳細

PCNA(増殖細胞核抗原)は、構造的および機能的に保存されたDNAスライディングクランプ(βクランプ)ファミリーのメンバーです。これらは、環状錯体-ホモ三量体として真核生物中に存在し、疑似六量体対称性を示します。PCNAのモノマーは、2つの類似した球状ドメインで構成されており、これらは長い、かつ柔軟性を持つと考えられるドメイン間結合ループによって結合されています。これらのモノマーは、頭部と尾部を連結することで環を構成する自己組織性を持ち、その内側表面はαヘリックスで構成されて正に帯電し、外側表面はβシートで構成されています。
モノクローナル抗増殖性細胞核抗原(マウスIgG2aアイソタイプ)は、マウス骨髄腫細胞と、PCNA-プロテインA融合タンパク質で免疫化したBALB/cマウスの脾細胞との融合により作成されたPC 10ハイブリドーマに由来します。シクリンとも呼ばれる増殖性細胞核抗原(PCNA、36 kDa)は、DNAポリメラーゼの補助タンパク質です。このタンパク質は、細胞周期を通して連続的に循環する細胞の核質中に存在します。

特異性

酸性、非ヒストン性のDNAポリメラ-ゼの補助タンパクであり、ポリメラ-ゼδのアクセサリ-タンパクとしても知られるPCNAを認識します。固定時間はPCNAの免疫反応性の強度に大きく影響します。しかし固定の遅延による免疫反応性への影響はありません。酵素処理は染色に悪影響です。アセトン-メタノ-ル、またはメタノ-ル固定細胞の免疫細胞化学において、本抗体は核全体 (核小体および核質) にわたり顆粒状の染色を示します。多岐にわたる正常組織および悪性組織の分裂細胞核、特に胚中心において特異的染色が観察されます。

免疫原

PCNA-プロテインA融合タンパク質

アプリケーション

マウスが産生したモノクローナル抗増殖細胞核抗原抗体は以下の目的に使用されています:
  • 酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)
  • 免疫ブロット法
  • 免疫組織学
  • 免疫沈降法
  • 流動細胞計測法

マウスで産生されたモノクローナル抗増殖細胞核抗原抗体は、免疫組織化学染色(IHC)やウエスタンブロッティング(WB)で使用されています。

生物化学的/生理学的作用

PCNA(増殖細胞核抗原)は、テンプレート-プライマー3′末端の周辺にロードされ、それが保存されたシャペロン様複合体であるRFC(複製因子C)により認識され、このメカニズムはATPに依存します。PCNA環がDNAを取り囲むことでポリメラーゼがDNAにしっかりと固定され、そのためDNAポリメラーゼの補助因子として機能することになります。DNA損傷における複製停止からの確実な回復のための経路であるDNA損傷耐性(DDT)経路の制御のために、K164残基におけるこのタンパク質の翻訳後修飾が必要になります。
増殖性細胞核抗原(PCNA)は、S期のDNA複製に欠かせません。細胞のDNA合成に必須です。PCNAは、SV40系の鎖合成の誘導に必要で、そこではポリメラーゼの補助タンパク質として機能します。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付された弊社のその他の文書に記載されていない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

nwg

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

P8825-BULK:
P8825-VAR:
P8825-.2ML:
P8825-100UL:
P8825-25UL:
P8825-.5ML:


試験成績書(COA)

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Cardiovascular disease is the leading cause of morbidity and mortality in the Western world owing to the limited regenerative capacity of the mammalian cardiovascular system. In lieu of new muscle synthesis, the human heart replaces necrotic tissue with deposition of
Proliferating cell nuclear antigen (PCNA): ringmaster of the genome
Paunesku T, et al.
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Development of cerebellar neurons and glias revealed by in utero electroporation: Golgi-like labeling of cerebellar neurons and glias.
Kita Y et al
PLoS ONE, 8(7), e70091-e70091 (2013)
PCNA, the maestro of the replication fork.
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Cell, 129(4), 665-679 (2007)
Polycystic kidney disease in Han:SPRD Cy rats is associated with elevated expression and mislocalization of SamCystin.
Nagao S et al
American Journal of Physiology: Renal Physiology, 299(5), F1078-F1086 (2010)

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