R3904

リバーシン

≥98% (HPLC), solid

• 別名: 2-(4-モルフォリノアニリノ)-6-シクロヘキシルアミノプリン
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₁H₂₇N₇O
• CAS番号: 656820-32-5
• 分子量: 393.49
• MDL番号: MFCD07784513
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24724590
• NACRES: NA.77

特性

• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: solid
• 溶解性: DMSO: soluble 7 mg/mL; H₂O: insoluble
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: C1CCC(CC1)Nc2nc(Nc3ccc(cc3)N4CCOCC4)nc5nc[nH]c25
• InChI: 1S/C21H27N7O/c1-2-4-15(5-3-1)24-20-18-19(23-14-22-18)26-21(27-20)25-16-6-8-17(9-7-16)28-10-12-29-13-11-28/h6-9,14-15H,1-5,10-13H2,(H3,22,23,24,25,26,27)
• InChI Key: ZFLJHSQHILSNCM-UHFFFAOYSA-N
• 遺伝子情報: human ... ADORA1(134) , ADORA2A(135) , ADORA2B(136) , ADORA3(140) ; rat ... Adora3(25370)

詳細

アプリケーション

リバーシンは、単極紡錘体1（Mps1）キナーゼ阻害剤または有糸分裂紡錘体アセンブリチェックポイント（SAC）阻害剤として使用されています。

• コンブレタスタチンA4（CA4）を介した細胞毒性の有糸分裂停止の必要性を研究するため
• エプスタインバーウイルス（EBV）複製に対するSAC活性化の寄与を研究するため
• 染色体の誤分離を誘発するため

生物化学的／生理学的作用

リバーシンは、脱分化剤としての活性を持つ合成置換プリンとして最初に記述されました。分化した系統拘束細胞が多能性間葉系幹細胞（MSC）になるよう誘導することが示されました。リバーシンは、ATP競合オーロラキナーゼ阻害剤として、Mps1キナーゼ阻害剤として、強力で選択的なヒトA₃アデノシン受容体拮抗薬（K_i値0.66 μM）としての活性を持つことも示されています。さらに、研究により、リバーシンは抗癌剤であり、さまざまな癌細胞タイプで増殖を阻害し、細胞死を誘導することが示されています。

保管および安定性

他の情報源によると、DMSO中のリバーシンのストック溶液は短期間のみ安定に保冷庫で保管できます。長期間保存する場合は、アリコートは-20℃で最長2年間まで安定であるはずです。周囲温度での溶液の保管は推奨されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves