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Merck

S0532

Sigma-Aldrich

ストリキニーネ

別名:

(−)-ストリキニーネ

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C21H22N2O2
CAS番号:
分子量:
334.41
Beilstein:
52979
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352210
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.54

品質水準

mp

284-286 °C (lit.)

溶解性

chloroform: soluble, clear to hazy

SMILES記法

[H][C@@]12CC(=O)N3c4ccccc4[C@]56CC[N@H]7CC(=CCO1)[C@]([H])(C[C@@H]57)[C@]2([H])[C@]36[H]

InChI

1S/C21H22N2O2/c24-18-10-16-19-13-9-17-21(6-7-22(17)11-12(13)5-8-25-16)14-3-1-2-4-15(14)23(18)20(19)21/h1-5,13,16-17,19-20H,6-11H2/t13-,16-,17-,19-,20-,21+/m0/s1

InChI Key

QMGVPVSNSZLJIA-FVWCLLPLSA-N

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詳細

ストリキニーネは、N-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体とは関係がないグリシン受容体アンタゴニストです。これはStrychnos nux vomica(マチン)の種子から抽出されたアルカロイドです。
ストリキニーネは無色、無臭で、苦味がある粉末です。皮膚、消化管および気道に吸収されます。ストリキニーネが分解すると、窒素および炭素の酸化物が発生します。

アプリケーション

Aplysia(アメフラシ)神経内分泌細胞の新規ニコチン受容体を特徴づけるアンタゴニストプロファイリングにストリキニーネが使用されています。
ストリキニーネは、海馬CA1の錐体ニューロンおよび吻側延髄腹内側部(RVM)ニューロンのグリシン受容体に対するアンタゴニストとして使用されています。また、方向選択性(DS)網膜細胞中のグリシン受容体に対するタイプCアンタゴニストとしても使用されています。

生物化学的/生理学的作用

ストリキニーネは殺鼠剤およびグリシン受容体アンタゴニストとして使用され、Renshaw細胞-運動ニューロンシナプスを阻害します。ストリキニーネはグリシン受容体のαサブユニットN末端領域と結合します。グリシン受容体アゴニストであるイベルメクチンの存在下では、ストリキニーネの作用は中和されます。また、ストリキニーネは白血球の運動性を阻害します。
低用量で循環器の問題、胃腸障害および眼疾患にストリキニーネが使用されています。
けいれん薬です。グリシンレセプタ-のアンタゴニストですが、NMDAレセプタ-には結合しません。

ピクトグラム

Skull and crossbonesEnvironment

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 1 Dermal - Acute Tox. 1 Oral - Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 1

保管分類コード

6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials

WGK

WGK 2

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

毒物及び劇物取締法

毒物

労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物

名称等を表示すべき危険物及び有害物

労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物

名称等を通知すべき危険物及び有害物

Jan Code

S0532-10G:4548173209753
S0532-100G:4548173209746
S0532-5G:4548173209777
S0532-25G:4548173209760
S0532-VAR:
S0532-BULK:


試験成績書(COA)

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