SAE0075

ヒトのアンギオテンシン変換酵素、ACE

recombinant, ≥10 U/mg, expressed in HEK 293 cells

• 別名: ACE, ACE1, CD143, DCP, DCP1, キニナーゼII, ジペプチジルカルボキシペプチダーゼI, ペプチジル-ジペプチダーゼA, ペプチジルジペプチドヒドロラーゼ
• Enzyme Commission number: 3.4.15.1 (BRENDA, IUBMB)
• UNSPSCコード: 12352200
• NACRES: NA.77

特性

• リコンビナント: expressed in HEK 293 cells
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥95% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized powder
• 比活性: ≥10 U/mg
• 分子量: calculated mol wt 138 kDa (The protein migrates as a 180 kDa protein on SDS-PAGE due to glycosylation)
• UniProtアクセッション番号: P12821
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C

詳細

詳細

ACE遺伝子は、RAS（レニンアンジオテンシン系）の主要な酵素の1つであるアンジオテンシン変換酵素をコードしています。ACE遺伝子は、ヒト染色体17q23に局在しています。

組換えヒトアンジオテンシン変換酵素（ACE）は、糖タンパク質としてヒトHEK293細胞で発現し、分子量は138 kDa（30～1232のアミノ酸）と算出されています。糖鎖が形成されるので、DTT-還元タンパク質はSDS-PAGEでは180 kDaのポリペプチドとして移動します。この製品は、血清を用いずに、ヒト細胞内で製造されます。ヒト細胞発現系は、ヒト様グリコシル化とフォールディングが可能となり、タンパク質のより高い特異的活性を支持することがよくあります。本タンパク質は人工のタグなしで産生されます。

特異性

組換えヒトACEの比活性は、ヒプリル-HIS-LEUを切断する能力により測定されます。

生物化学的／生理学的作用

アンジオテンシンI変換酵素（ACE）は、アンジオテンシンIからのアンジオテンシンIIの生成を触媒します。これは、アテローム硬化性病変で発現する膜結合酵素です。ACEは、全身性エリテマトーデス、高血圧、慢性腎臓病および糖尿病性腎症などの様々な疾患の発症に重要な役割を果たしています。

単位の定義

1単位は、pH 8.3、37^oCの条件下、50 mM HEPESおよび300 mM NaCl中で1分あたりヒプリルHIS-LEUから1.0マイクロモルのヒプリル酸を生成するのに必要な酵素量と定義されています。

物理的形状

0.22 μmのフィルターでろ過したPBS（pH 7.4）溶液を凍結乾燥して調製されています。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable