SML0281

イバブラジン 塩酸塩

≥98% (HPLC)

• 別名: 3-[3-[[[(7S)-3,4-ジメトキシビシクロ[4.2.0]オクタ-1,3,5-トリエン-7-イル]メチル]メチルアミノ]プロピル]-1,3,4,5-テトラヒドロ-7,8-ジメトキシ-2H-3-ベンザゼピン-2-オン 塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₇H₃₆N₂O₅ · HCl
• CAS番号: 148849-67-6
• 分子量: 505.05
• MDL番号: MFCD00929899
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 329825289
• NACRES: NA.77

特性

• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 光学活性: [α]/D +5 to +9°, c = 1 in DMSO
• 保管条件: desiccated
• 色: white to beige
• 溶解性: H₂O: ≥5 mg/mL (warmed)
• 保管温度: 2-8°C
• SMILES記法: Cl.COc1cc2CCN(CCCN(C)C[C@H]3Cc4cc(OC)c(OC)cc34)C(=O)Cc2cc1OC
• InChI: 1S/C27H36N2O5.ClH/c1-28(17-21-11-20-14-25(33-4)26(34-5)16-22(20)21)8-6-9-29-10-7-18-12-23(31-2)24(32-3)13-19(18)15-27(29)30;/h12-14,16,21H,6-11,15,17H2,1-5H3;1H/t21-;/m1./s1
• InChI Key: HLUKNZUABFFNQS-ZMBIFBSDSA-N
• 遺伝子情報: human ... HCN4(10021)

詳細

アプリケーション

イバブラジン塩酸塩は、変形性関節症（OA）の治療におけるイバブラジンの可能性を調べるために、ヒト初代軟骨細胞（HPC）に対するイバブラジンの影響を調べるために使用されています。

イバブラジン塩酸塩は、胚様体（EB）およびラット人工心臓組織（EHT）においてカリウム/ナトリウム過分極活性化環状ヌクレオチド依存性チャネル（HCN）2阻害剤として使用されてきました。

生物化学的／生理学的作用

イバブラジンは慢性心不全の治療で使用されます。

イバブラジン塩酸塩は、過分極活性化環状ヌクレオチド依存性（HCN）チャネルのサブユニット、特にHCN4で構成されている神経I(h)チャネルと関連する心臓I(f)チャネルの開口チャネル阻害剤です。イバブラジンは抗狭心症活性を持ちます。心拍数を低下させ、心筋酸素需要を減少させます。

特徴および利点

この化合物は環状ヌクレオチド研究用の注目商品です。ここをクリックしてその他の主な環状ヌクレオチド研究用製品をご覧ください。その他の研究領域で使用される生理活性小分子についての詳細は、こちらをご覧ください：sigma.com/discover-bsm。

本化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transductionの環状ヌクレオチド感受性（CNG）および過分極活性化環状ヌクレオチド依存性（HCN）チャネルのページに掲載されています。ハンドブックの他のページを閲覧するには、ここをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H400
• 注意書き: P273 - P391 - P501
• 危険有害性の分類: Aquatic Acute 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable