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Merck

SRP3096

Sigma-Aldrich

ヒトインターロイキン-6

Animal-component free, recombinant, expressed in E. coli, suitable for cell culture

別名:

インターロイキン-6 ヒト, IL-6

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About This Item

MDL番号:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.32

由来生物

human

品質水準

リコンビナント

expressed in E. coli

アッセイ

≥95% (SDS-PAGE)

形状

lyophilized

有効性

≤2.0 ng/mL ED50

分子量

20.9 kDa

包装

pkg of 100 μg
pkg of 20 μg

テクニック

cell culture | mammalian: suitable

不純物

≤1 EU/μg endotoxin, tested

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

保管温度

-10 to -25°C

遺伝子情報

human ... IL6(3569)

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詳細

IL-6(インターロイキン6)は、IL-6受容体システムを介して信号伝達を行います。このシステムはIL-6Rα およびgp130(膜糖蛋白 130)の2本の鎖から構成されています。遺伝子IL-6はヒトクロモゾーム7p15.3へ転写されます。 マウスIL-6はヒト細胞中では不活性になりますが、ヒトとマウス両方のIL-6はマウス細胞中で同等の活性を維持します。組み換えを行ったヒトIL-6は、184個のアミノ酸残基を持つ20.9kDaの蛋白です。

アプリケーション

ヒトIL-6はSTAT3( 信号伝達と転写活性化 3 )を活性化するために使用されています。 Ben-Men-I細胞(ヒトWHOグレード I 髄膜腫から導出したhTERT固定化細胞)の中のIL-6検出の標準としても使用されています。

生物化学的/生理学的作用

IL-6(インターロイキン6)はホスト防御において重要な役割を担う多面発現性サイトカインであり、免疫と炎症応答を調節することによって防御機能を実現します。IL-6はT細胞、単核球、線維芽細胞、内皮細胞およびケラチン産生細胞によって作り出され、様々な生物学的機能を実行します。B細胞を刺激して分化や抗体生成を促し、IL-3と連動して巨核球を発達させて血小板を作り出し、肝急性期蛋白タンパクの発現を誘起し、骨代謝を調節します。 IL-6は各種の自己免疫と炎症性疾患にも関与します。関節リウマチ患者の関節液には高レベルのIL-6が存在します。その他、慢性炎症性増殖性疾患やB細胞悪性腫瘍/多発性骨髄腫にも関係します。
インターロイキン-6(IL-6)は、二重鎖RNAで刺激された細胞の培養液中に見出された多機能性のタンパク質です。IL-6は、感染や損傷の後に起こる反応に直接関与していることが知られており、急性期反応の制御においてIL-1やTNF-αと同様に重要であることが証明されています。IL-6は、線維芽細胞、活性化T細胞、活性化単球またはマクロファージ、そして内皮細胞によって産生されることが報告されています。線維芽細胞、骨髄系前駆細胞、T細胞、B細胞、および肝細胞に作用します。IL-6は、その多数の同意語(形質細胞腫増殖因子(PCT-GF)、インターフェロンβ2(IFN-β2)、単球由来ヒトB細胞成長因子、B細胞刺激因子(BSF-2)、肝細胞刺激因子(HSF)、インターロイキンハイブリドーマ/形質細胞腫-1(IL-HP1))が示すように、複数の効果を誘導します。さらに、IL-6は、Tリンパ球の増殖においてIL-2と相互作用します。IL-6はまた、多分化造血前駆細胞におけるIL-3の増殖効果を増強します。

包装

100 μg
20 μg

シーケンス

PVPPGEDSKD VAAPHRQPLT SSERIDKQIR YILDGISALR KETCNKSNMC ESSKEALAEN NLNLPKMAEK DGCFQSGFNE ETCLVKIITG LLEFEVYLEY LQNRFESSEE QARAVQMSTK VLIQFLQKKA KNLDAITTPD PTTNASLLTK LQAQNQWLQD MTTHLILRSF KEFLQSSLRA LRQM

物理的形状

pH 7.4のリン酸緩衝生理食塩水(PBS)および安定剤を含む0.2 μmろ過溶液の凍結乾燥品。

再構成

バイアルは、遠心分離してから開封します。100 ug/mLの濃度になるようエンドトキシン非含有水で溶解してください。比較的低濃度の場合は、0.5%以上のタンパク質を含む培地(5–10%の血清を含む細胞培養培地)で希釈して使用する必要があります。

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2 - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物

名称等を表示すべき危険物及び有害物

労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物

名称等を通知すべき危険物及び有害物

Jan Code

SRP3096-100UG:
SRP3096-20UG:
SRP3096-50UG:
SRP3096-BULK:
SRP3096-VAR:


試験成績書(COA)

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