SRP3138

PDGF-BB ヒト

Animal-component free, recombinant, expressed in E. coli, ≥98% (SDS-PAGE), ≥98% (HPLC), suitable for cell culture

• 別名: グリオーマ由来増殖因子(GDGF), 血小板由来増殖因子-BB, 骨肉腫由来増殖因子(ODGF)
• UNSPSCコード: 12352202
• eCl@ss: 32190102
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: human
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥98% (HPLC); ≥98% (SDS-PAGE)
• フォーム: lyophilized
• 有効性: 1.0-3.0 ng/mL ED₅₀
• 分子量: 24.3 kDa
• 包装: pkg of 10 μg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: <0.1 EU/μg endotoxin, tested
• 色: white to off-white
• UniProtアクセッション番号: P01127
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: human ... PDGFB(5155)

詳細

詳細

PDGF（血小板由来成長因子受容体）は、2つの12.0～13.5kDaポリペプチド鎖からなるジスルフィド結合二量体であり、PDGF-AおよびPDGF-B鎖と呼ばれています。PDGFにより使用される2つの明確なシグナル受容体が同定され、PDGFR-αおよびPDGFR-βと命名されています。PDGFR-αは、3つのPDGF型それぞれの高親和性受容体です。一方、PDGFR-βはPDGF-BBおよびPDGF-ABとのみ相互作用します。遺伝子PDGF-Bは、ヒト染色体22q13.1にマッピングされています。遺伝子組換えヒトPDGF-BBは、2本のB鎖による24.3 kDaジスルフィド結合ホモ二量体です（全部で218個のアミノ酸）。

アプリケーション

PDGF-BBヒトは、細胞生存アッセイで使用されています。本化合物は、PDGFRα（血小板由来成長因子受容体α）陽性HTPC（ヒト精巣管周細胞）における刺激物として使用されています。

生物化学的／生理学的作用

3つの天然PDGF（血小板由来成長因子受）；PDGF-AA、PDGF-BBおよびPDGF-ABは、平滑筋細胞、結合組織細胞、骨軟骨細胞、および一部の血液細胞など様々なタイプの細胞に対する強力なマイトジェンです。 PDGFは、血小板α-顆粒で貯蔵され、血小板活性化時に放出されます。PDGFは、過形成、走化性、胚神経細胞の発生、および呼吸器細管上皮細胞の発生などの生物学的プロセスに関与しています。PDGFR-βとともにPDGF-Bは血管成熟に関与しています。本化合物は、成長する血管に平滑筋細胞および周皮細胞を運んできます。PDGF-Bのヘテロ接合性変異は、原発性家族性脳石灰化と関連しています。

シーケンス

SLGSLTIAEP AMIAECKTRT EVFEISRRLI DRTNANFLVW PPCVEVQRCS GCCNNRNVQC RPTQVQLRPV QVRKIEIVRK KPIFKKATVT LEDHLACKCE TVAAARPVT

物理的形状

凍結乾燥品(10 mM酢酸)。

再構成

開封前にバイアルを遠心します。 0.1～1.0 mg/mLの濃度になるまで水で再構成します。 ボルテックスしないでください。 本溶液は、2～8℃で最大1週間保存できます。 長期保存する場合は、さらに安定剤（例えば5％トレハロース）含有緩衝液で希釈し、作業アリコートで－20～－80℃で保存してください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H315,H319
• 注意書き: P264 - P280 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338 - P332 + P313 - P337 + P313
• 危険有害性の分類: Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable