SRP3229

PDGF-BB マウス由来

recombinant, expressed in E. coli, ≥98% (SDS-PAGE), ≥98% (HPLC), suitable for cell culture

• 別名: グリオーマ由来増殖因子(GDGF), 骨肉腫由来増殖因子(ODGF)
• UNSPSCコード: 12352202
• NACRES: NA.32

特性

• 由来生物: mouse
• リコンビナント: expressed in E. coli
• アッセイ: ≥98% (HPLC); ≥98% (SDS-PAGE)
• 形状: lyophilized
• 有効性: 1.0-2.0 ng/mL ED₅₀
• 分子量: 24.4 kDa
• 包装: pkg of 10 μg
• テクニック: cell culture | mammalian: suitable
• 不純物: <0.1 EU/μg endotoxin, tested
• 色: off-white to yellow
• UniProtアクセッション番号: P31240
• 輸送温度: wet ice
• 保管温度: −20°C
• 遺伝子情報: mouse ... PDGFB(18591)

詳細

詳細

PDGF（血小板由来成長因子）は、PDGF-AおよびPDGF-B鎖と呼ばれる2つの12.0～13.5 kDaポリペプチド鎖からなるジスルフィド結合二量体です。PDGFによって使用される2つの異なるシグナル伝達受容体が特定され、PDGFR-αおよびPDGFR-βと名付けられました。PDGFR-αは、3つのPDGF型のそれぞれに対する高親和性受容体です。一方、PDGFR-βはPDGF-BBおよびPDGF-ABのみと相互作用します。組換えマウスPDGF-BBは、24.4 kDaの2つのB鎖のジスルフィド結合ホモダイマーです（合計218個のアミノ酸）。

アプリケーション

マウス由来PDGF-BBは、血管平滑筋細胞の走化性因子として使用されています。

生物化学的／生理学的作用

3つの天然に存在するPDGF（血小板由来成長因子）；PDGF-AA、PDGF-BB、およびPDGF-ABは、平滑筋細胞、結合組織細胞、骨および軟骨細胞、ならびに一部の血液細胞を含む様々な細胞タイプの強力なマイトジェンです。PDGFは血小板α顆粒に保存され、血小板活性化時に放出されます。PDGFは、過形成、走化性、胚性ニューロンの発達、および呼吸細管上皮細胞の発達など、多くの生物学的プロセスに関与しています。PDGFBのヘテロ接合変異は、原発性家族性脳石灰化に関連しています。また、骨形成のための血管新生にも関連しています。PDGFBは、血管内皮前駆細胞と間葉系幹細胞の移動を誘導します。

シーケンス

MSLGSLAAAE PAVIAECKTR TEVFQISRNL IDRTNANFLV WPPCVEVQRC SGCCNNRNVQ CRASQVQMRP VQVRKIEIVR KKPIFKKATV TLEDHLACKC ETIVTPRPVT

物理的形状

凍結乾燥品(10 mMクエン酸ナトリウム、pH 4.0)。

再構成

バイアルは、開封前に遠心してください。0.1～1.0 mg/mLの濃度となるよう水で再構成してください。ボルテックスは行わないでください。この溶液は2～8°Cで1週間まで保存できます。長期保存の際は、キャリアタンパク質(0.1% BSAなど)を含有するバッファーで希釈し、1回使用量ごとに分けて-20～-80°Cで保存することをお勧めします。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable