T4069

JC-1

≥97% purity, solid

• 別名: 5,5′,6,6′-テトラクロロ-1,1′,3,3′-テトラエチル-イミダカルボシアニンヨージド, 5,5′,6,6′-テトラクロロ-1,1′,3,3′-テトラエチルベンズイミダゾロカルボシアニンヨージド, CBIC2(3)
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₅H₂₇Cl₄IN₄
• CAS番号: 3520-43-2
• 分子量: 652.23
• MDL番号: MFCD00188475
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 24900193
• NACRES: NA.47

特性

• 製品名: JC-1, powder or solid (Crystals)
• アッセイ: ≥97%
• 品質水準: 100
• フォーム: powder or solid (Crystals)
• テクニック: titration: suitable
• 色: faint red to very dark red
• &ε; （減衰係数）: ≥175000 at 511-517 nm in methanol
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing; hematology; histology
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: [I-].CCN1C(=C\C=C\c2n(CC)c3cc(Cl)c(Cl)cc3[n+]2CC)/N(CC)c4cc(Cl)c(Cl)cc14
• InChI: 1S/C25H27Cl4N4.HI/c1-5-30-20-12-16(26)17(27)13-21(20)31(6-2)24(30)10-9-11-25-32(7-3)22-14-18(28)19(29)15-23(22)33(25)8-4;/h9-15H,5-8H2,1-4H3;1H/q+1;/p-1
• InChI Key: FYNNIUVBDKICAX-UHFFFAOYSA-M

詳細

アプリケーション

シアニン色素JC-1は、ミトコンドリアの膜間電圧を測定するために用いられています。

二波長電位感受性プローブ (dual-emission potential-sensitive probe) を使用するとミトコンドリアの膜電位を測定できます。 JC-1は、膜電位が低い時に緑色の蛍光 (λ_ex 520 nm) を発する単量体となります。膜電位が高くなると、JC-1は赤色の蛍光 (λ_em 596 nm) を発する「J会合体」を形成します。J会合体は広域の励起スペクトルと非常に狭域の発光スペクトルを示します。JC-1の緑色蛍光と赤色蛍光の比は、膜電位のみに依存するため、ミトコンドリアの大きさ、形状または密度による影響を受けません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)