Y3125

ヨヒンビン 塩酸塩

≥98% (HPLC), powder, α2-adrenergic receptor antagonist

• 別名: 17-ヒドロキシヨヒンバン-16-カルボン酸メチルエステル 塩酸塩
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₁H₂₆N₂O₃ · HCl
• CAS番号: 65-19-0
• 分子量: 390.90
• EC Number: 200-600-4
• MDL番号: MFCD00012674
• UNSPSCコード: 12352200
• PubChem Substance ID: 24277814
• NACRES: NA.77

特性

• 製品名: ヨヒンビン 塩酸塩, ≥98% (HPLC), powder
• 品質水準: 100
• アッセイ: ≥98% (HPLC)
• フォーム: powder
• 色: white to off-white
• mp: 288-290 °C (dec.) (lit.)
• 溶解性: H₂O: 10 mg/mL
• SMILES記法: Cl.COC(=O)[C@H]1[C@@H](O)CCC2CN3CCc4c([nH]c5ccccc45)C3CC12
• InChI: 1S/C21H26N2O3.ClH/c1-26-21(25)19-15-10-17-20-14(13-4-2-3-5-16(13)22-20)8-9-23(17)11-12(15)6-7-18(19)24;/h2-5,12,15,17-19,22,24H,6-11H2,1H3;1H/t12-,15-,17-,18-,19+;/m0./s1
• InChI Key: PIPZGJSEDRMUAW-VJDCAHTMSA-N
• 遺伝子情報: human ... ADRA2A(150) , ADRA2B(151) , ADRA2C(152)

詳細

アプリケーション

ヨヒンビン塩酸塩の用途：

• ヨヒンビン塩酸塩のin vitroでの抗ウィルス、抗菌および抗真菌活性並びに細胞毒性の研究
• 実験用のハエにおける飛行開始および維持欠損と関連するチラミン増加の効果に対抗するチラミン受容体拮抗薬
• 精製ラットレチナール神経節細胞のin vitro 培養におけるグルタミン酸塩誘発神経毒性、酸化ストレス、および低酸素状態の存在下でのブリモニジンの神経保護効果についての単独およびブリモニジンとの併用での研究。

生物化学的／生理学的作用

ヨヒンビンは Coryanthe（コリアンテ）ヨヒンビの木の樹皮から得られます。ヨヒンビンはアルカロイドです。ヨヒンビン塩酸塩はα2アドレナリン受容体拮抗薬です。ヨヒンビンは脳において中心的なα2-アドレナリン受容体を遮断し、α2-アドレナリン受容体作動薬であるキシラジンの効果を抑制、縮小します。キシラジン投与に伴う鎮静薬効果および呼吸抑制作用は、いずれもヨヒンビンによって拮抗され元に戻ります。ヨヒンビン塩酸塩も抗利尿効果を引き起こし心拍数や血圧を高くします。ヨヒンビン塩酸塩は勃起障害の治療に有用で性的機能を増進します。

特徴および利点

この化合物は、Handbook of Receptor Classification and Signal Transduction（受容体分類およびシグナル伝達ハンドブック）のα2-Adrenoceptors（α2-アドレナリン受容体）ページに記載されています。ハンドブックのその他のページをご覧になるには、こちらをクリックしてください。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H300 + H330
• 注意書き: P260 - P264 - P271 - P284 - P304 + P340 + P310 - P403 + P233
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 2 Inhalation - Acute Tox. 2 Oral
• 保管分類コード: 6.1A - Combustible acute toxic Cat. 1 and 2 / very toxic hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P2 (EN 143) respirator cartridges