ZRB04901

抗NMDAR2A抗体 クローンA12W ZooMAb^®ウサギモノクローナル

recombinant, expressed in HEK 293 cells

• 別名: GluN2A, N-メチルD-アスパラギン酸受容体サブタイプ2A, NR2A, hNR2A, グルタミン酸[NMDA]受容体サブユニットε-1, グルタミン酸受容体イオンチャネル型NMDA 2A
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.43

特性

• 由来生物: rabbit (recombinant)
• 品質水準: 200
• リコンビナント: expressed in HEK 293 cells
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: purified antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: A12W, recombinant monoclonal; monoclonal
• 製品種目: ZooMAb^® learn more
• 形状: lyophilized
• 分子量: calculated mol wt 165.28 kDa; observed mol wt ~170 kDa
• 化学種の反応性: mouse, human, rat
• 包装: antibody small pack of 25 μL
• 環境により配慮した代替製品の特徴: Waste Prevention; Designing Safer Chemicals; Design for Energy Efficiency; Learn more about the Principles of Green Chemistry.
• 強化検証: recombinant expression; Learn more about Antibody Enhanced Validation
• sustainability: Greener Alternative Product
• テクニック: immunocytochemistry: suitable using 1:100; immunohistochemistry (formalin-fixed, paraffin-embedded sections): 1:100-1:200; western blot: 1:1,000-1:2,000
• アイソタイプ: IgG
• UniProtアクセッション番号: Q12879
• 環境により配慮した代替製品カテゴリ: , Aligned
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: 2-8°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... GRIN2A;NMDAR2A(2903)

詳細

詳細

ZooMAb抗体は、全く新しい次世代のリコンビナント・モノクローナル抗体です。

すべてのZooMAb抗体はメルク独自のリコンビナント発現システムを用いて製造され、均一に精製され、安定で高い再現性のバッチ一貫性を提供するために細部にわたって管理されています。研究者の皆様に使用していただけるように、優れたパフォーマンスのクローンを選抜して販売しています。また、すべての抗体において、そのターゲットで最もよく利用されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションで、高い特異性と親和性を検証しています。次世代の抗体ZooMAbリコンビナント抗体を是非ご利用ください。

ZooMAbの詳細についてはこちらをご覧ください。

メルクは、グリーンケミストリーの12原則の1つ以上に則った、より環境に配慮した製品（グリーン代替品）をお客様にお届けできるよう最善の努力をします。この抗体は、保存剤を含まず、動物への危害や犠牲を伴わずに生産され、必要に応じて周囲環境で発送および保存できる卓越した安定性を有するため、「廃棄物抑制」、「安全性の高い化学物質のデザイン」および「エネルギー効率のためのデザイン」に合致しています。 詳細はこちらをクリックしてください。

特異性

クローンA12WはNMDAR2Aを特異的に検出するZooMAbラビット・リコンビナント・モノクローナル抗体です。

免疫原

C末端領域に由来する200個のアミノ酸に対応するHisタグ付きリコンビナント・フラグメント。

アプリケーション

ウェスタンブロッティング：希釈倍率1：2,000で使用、マウス脳組織ライセート中のNMDAR2Aが検出できます。

免疫細胞染色：希釈倍率1：100で使用、SH-SY5Y細胞のNMDAR2Aが検出できます。

免疫組織染色（パラフィン）：希釈倍率1：200で使用、ラット脳組織切片のNMDAR2Aが検出できます。

抗NMDAR2A クローンA12W ZooMAb（カタログ番号：ZRB04901）は、NMDAR2Aを検出するリコンビナント・ラビット・モノクローナル抗体であり、免疫細胞染色、免疫組織染色（パラフィン）、およびウェスタンブロッティングでテストされています。

ターゲットの説明

グルタミン酸受容体イオンチャネル型NMDA 2A（UniProt：Q12879；GluN2A、グルタミン酸[NMDA]受容体サブユニットε-1、N-メチルD-アスパラギン酸受容体サブタイプ2A、NMDA受容体2A、NR2A、hNR2Aとしても知られる）は、ヒトのGRIN2A（NMDAR2Aとしても知られる）遺伝子（Gene ID：2903）によってコードされています。NMDA受容体複合体はカルシウム透過性が高く、マグネシウムに対する電位依存的感受性を有するリガンド依存性イオンチャネルです。NMDA受容体複合体は長期増強と神経可塑性に関与し、電位発生中の神経細胞数を調節します。ただし、NMDA受容体の過剰刺激は神経変性をもたらす可能性があります。NMDAR2Aは、シグナルペプチド（aa1-22）を用いて合成されるマルチパス膜タンパク質で、シグナルペプチドはその後切断されます。NMDA受容体2Aはヘテロ四量体として存在し、このヘテロ四量体チャネルは2つのζサブユニット（GRIN1）と2つのεサブユニット（GRIN2A、GRIN2B、GRIN2C、GRIN2D）から構成されます（in vitro）。また、ζサブユニット（GRIN1）1つ以上、εサブユニット1つ以上、およびGRIN3AまたはGRIN3Bを含むヘテロ四量体チャネルを形成することもできます。in vivoのサブユニットの組成は、各種サブユニットの発現レベルによって決まると考えられます。こうしたヘテロ四量体リガンド依存性チャネルはカルシウム透過性が高く、マグネシウムに対する電位依存的感受性を有するリガンド依存性イオンチャネルです。チャネルの活性化には、神経伝達物質であるグルタミン酸のεサブユニットの結合、ζサブユニットへのグリシンの結合、マグネシウムイオンによるチャネル阻害を排除するための膜脱分極が必要です。GRIN1およびGRIN2Aを含むチャネルは、GRIN1やGRIN2Bを含むチャネルよりもグルタミン酸に対する感度が高く、反応速度が速いことが示されています。GRIN2A遺伝子の変異は、てんかん、言語障害、精神遅滞を引き起こすことが示されています。メルクの独自技術で生成したこのZooMAbリコンビナント・モノクローナル抗体は、従来のモノクローナル抗体よりも大幅に増強された特異性、親和性、再現性、および安定性をもたらします。

物理的形状

5%トレハロースを含むPBSで凍結乾燥された精製リコンビナント・ラビット・モノクローナル抗体IgGで、通常の外観は粗いまたは半透明の樹脂。殺生物剤や、アジ化ナトリウムや動物由来の防腐剤は含まれていません。大きい容量の包装は25 μLの基本サイズを複数本にしてお送りしています。

再構成

25 μLで溶解後、120 μg/mL。アプリケーションおよびサンプルタイプごとの推奨する開始希釈倍率および／または力価に関するガイダンスをご参照ください。

保管および安定性

凍結乾燥製品は2～8℃で保存することを推奨します。溶解する前に、バイアルを短時間微量遠心して、バイアルの底に材料を沈降させてください。25 μLのろ過された実験室グレードの水またはPBSを加えて溶解します。溶解した抗体は、2～8℃で、または長期保存のために－20℃で保存できます。 凍結融解を繰り返さないでください。

法的情報

ZooMAb is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 2