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詳細
B-クロロカテコールボランはホウ素試薬として用いられるルイス酸であり、アルキンをホウ素化環化してをホウ素含有複素環化合物を生成する反応を促進することが知られています。また、ラクトンおよびチオフェンの調製にも使用されます。
アプリケーション
B-クロロカテコールボランは、次の用途に使用できます。
- cis-アラキドノイルベンジリデングリセロールのアセタール切断により2-アラキドノイルグリセロールを調製。
- 酸化的付加による金属ボリル錯体(RhおよびIr錯体)の調製。
- (−)-ジクチオスタチン合成の主要段階のひとつにおいてトリチル基を除去するため。
シグナルワード
Danger
危険有害性情報
危険有害性の分類
Flam. Sol. 1 - Skin Corr. 1B - STOT SE 3
ターゲットの組織
Respiratory system
補足的ハザード
保管分類コード
4.1B - Flammable solid hazardous materials
WGK
WGK 3
引火点(°F)
140.0 °F - closed cup
引火点(℃)
60 °C - closed cup
個人用保護具 (PPE)
Eyeshields, Faceshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
PRTR
第一種指定化学物質
Jan Code
362700-5G:
362700-25G:
362700-VAR:
362700-BULK:
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