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ポリエチレンイミン、分岐

average M_w ~25,000 by LS, average M_n ~10,000 by GPC, branched

• 別名: アジリジン、ホモポリマー, PEI
• 化学式: H(NHCH₂CH₂)_nNH₂
• CAS番号: 9002-98-6
• MDL番号: MFCD00084427
• UNSPSCコード: 12162002
• PubChem Substance ID: 24865591
• NACRES: NA.23

特性

• 品質水準: 200
• フォーム: viscous liquid
• 分子量: average M_n ~10,000 by GPC; average M_w ~25,000 by LS
• 不純物: ≤1% water
• 屈折率: n20/D 1.5290
• 粘度: 13,000-18,000(50 °C)
• bp: 250 °C (lit.)
• 密度: 1.030 g/mL at 25 °C
• SMILES記法: C1CN1
• InChI: 1S/C2H5N/c1-2-3-1/h3H,1-2H2
• InChI Key: NOWKCMXCCJGMRR-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

ポリエチレンイミン（PEI）は、非ウイルス性のヌクレオチド送達試薬として広く使用されている 親水性カチオン性ポリマーです。分岐状PEIは、アジリジンのカチオン開環重合により 合成できます。PEIベースの粒子は、 ワクチンのアジュバントとしても使用できます。その優れた物理化学的特性により、 タンパク質の分離・精製、二酸化炭素の吸収、薬物担体、 廃液処理および生物学的標識など、 幅広い分野で応用されています。

アプリケーション

ポリエチレンイミンは、治療用核酸のin vivo送達用の非ウイルス性の合成ポリマーベクターとして使用できます。負に帯電した核酸と正に帯電したポリマー主鎖間の相互作用により、ナノサイズの複合体が形成されます。この中和された複合体は、封入した核酸を酵素から保護し、細胞への取り込みが生じるまで、その安定性を維持します。たとえば、ヒト血清アルブミン結合PEIは、良好なpDNAのトランスフェクションと低い毒性を示します。

PEIを使用すると、単層ナノチューブ（SWNT）に官能基を付加して、元のSWNTの構造的完全性を維持しながら、溶解性と生体適合性を向上できます。共有結合により官能基を付加したSWNTは、CO₂吸収と遺伝子送達に応用されています。

分岐状PEIは、吸着剤の表面特性の修飾にも使用できます。PEI修飾の含水酸化ジルコニウム／PANナノファイバーは、高いフッ素吸着能と作業中に幅広いpH範囲を示すため、地下水の脱フッ素化に使用されます。

特徴および利点

PEIの第一級および第二級アミン基は、 薬物、核酸、およびその他官能基に効率的に結合できます。

分岐状PEIは、より優れた複合体化および緩衝能を備えています。

物理的形状

分岐ポリマ-

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H302,H317,H319,H411
• 注意書き: P261 - P273 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 2 - Eye Irrit. 2 - Skin Sens. 1
• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: WGK 2
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter